そろそろ覚悟を決めないと
「進路」とかけまして、
「いい匂い」と解きます。
その心は、
ほうこう があります。
#方向
#芳香
三女が進路で悩んでいます。
中3の三女は、相談室・保健室登校です。
高校受験を控えています。
しかし、志望校がまだ決まりません。
当初は、同じ相談室登校の仲の良い友人と同じ高校を考えていました。
しかし、その友人は学力がいまいちということもあり、かなりランクを下げた高校を受けることになったそうです。
ところが三女の学力はそれほど悪くはありません。
学年でも平均以上で、上位3割に入るときもあります。
当初受けようとしていた高校も、三女の学力なら全く問題ないと言われていました。
その友人が受けることにした高校は、偏差値だけで言うと県内最低ランクになります。
もちろん学力、偏差値だけで人や学校を判断することはできません。
高校生活を仲の良い友人と楽しく過ごしたい気持ちがあるのも痛いほど理解できます。
小学校1年生からずっと仲良しだった友人に中2の3学期にいきなり無視され、裏切られた経験のある三女は、それ以来友人関係にはかなり慎重になっています。
今の良好な関係を壊さずに高校生活に進みたいのも当然のことです。
かといってその高校に行くことが果たして自分にとって将来的にもどんな影響があるのかという不安もあるようです。
また、仮にその友人と同じ高校に行ったとしても、その友人とずっと仲良しでいられる保証もありません。
自分で物事を決めることができない三女です。
人との付き合い方も苦手なようです。
「コミュニケーション障害」にも該当するのかもしれません。
将来、どんな仕事をするにしてもコミュニケーション能力は必要です。
いろんな人といろんな話ができるようになって欲しいと望んでいます。
なのでたった一人の友人に振り回されて欲しくない、というのが親としての本音なのですが、娘にとってはむしろ世界のすべてなのかもしれません。
親が「ここを受けなさい」と言うことは簡単です。
ただし、それが本当に娘のためになるのかというと難しいところです。
それでも親としての希望、具体的な学校とかでなく、人間としてどうなってほしいかについてはちゃんと伝えた方がいいと思ってます。
簡単だけど難しい。
「そろそろ覚悟を決めないと。」
娘にはそう伝えましたが、親も覚悟を決めないといけません。
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