福岡とイベント(九州オータムフェスティバル&BEERS OF JAPAN FESTIVAL2020)
一昨日から、連休最終日の22日まで、福岡・天神中央公園でイベントが開催されている。
「九州オータムフェスティバル&BEERS OF JAPAN FESTIVAL2020」だ。
九州各地の美味しいものを中心に出展されるのが「九州オータムフェスティバル」
で、全国各地のブルワリーのビールが出展されるのが「BEERS OF JAPAN FESTIVAL2020」
2つのイベントの同時開催・・・・・・ということでいいのかな?(HPには「同時開催」と書かれているよう。見た感じはひとつのイベントのように見えてました)
「BEERS OF JAPANー」のHPには、開催経緯について以下のように書かれている。
日本や世界中の状況から治療薬かワクチンの流通が始まるまでの期間、少なくとも2年程度は“緩和”と“自粛”を繰り返しながら少しずつ感染を抑え込んでいくことになると予測し、9月の福岡会場につきましては規模を大幅に縮小し開催を決定致しました。
今回の決定につきましては完璧といえるベストな判断ではないかもしれません。現在の状況下での決断は困難を極めている為、最善の対策を施しながら少しずつ改善し行動に移していくという結論に至りました。政府や自治体など関係機関から発表される感染症対策のレギュレーションの変化や専門家の意見も注視しながら、その時点で可能な限りの対策を実施していく所存です。
これまで行って参りました九州の災害支援に加え、各地への観光客が少しでも早く戻るような応援が出来ればと考えております。
記載のように、開催を判断するのはものすごく勇気がいることだったと思う。イベントをきっかけに感染が出たり広まったりすると、開催自体を指摘される。でも、開催しなければいつまでもイベントの実施という点において前に進まない。感染拡大の防止と経済活動の両立のためには、「緩和と自粛の繰り返し」「対策・改善し行動に移す」、本当にこの言葉の通りと感じる。
自分は事前にイベントを把握していたわけではなく、歩いて公園を通りがかってたまたま知った。
芝生の広場をぐるっと囲む歩道にそって並ぶ屋台を見て、「あ、イベントやってるんだ」と。イベント自粛前の、毎週末のように公園で行われるイベントの雰囲気を思い出した。
ただ、店舗数は明らかに少ない。これまでの多くのイベントは、歩道の半周分、多いときでは3分の2周くらい屋台が並ぶ。芝部の広場にはいくつものテーブルや椅子が並べられ、広場の中央にはステージが設置されるのがセッティングとして定番だった。
「九州オータムフェスティバルー」は、屋台の数は歩道の5分の1から4分の1周分くらい。歩道にテントを設けて、その中にテーブルや椅子を設置している。
芝生の広場には看板が立っているだけで、座席は用意されていなかった。「規模を大幅に縮小」というのを、如実に感じる光景だった。
それでも、また公園でイベントが開催されるようになったのは嬉しい。芝が長く伸びて、たまに刈り取って長さを調整する。遊びに来る子ども連れの家族や、トレーニング・楽器の練習をする人たちは徐々に戻ってきたけれど、やはり前ほどの賑わいは感じない。
そんな寂しかった公園に、少し活気が戻ってきた気がした。今日公園に行ったのはお昼前だったけれど、ビールや食事を買って、イベントを楽しむ人も結構いたようだった。
イベントには多くの人が参加してくれると、賑わいが出て活気が溢れる。けれど、現状は「行ってみて」と言ってよいものか、正直なところ迷ってしまう部分もある。出展する側は規模の縮小や衛生面など、最大限の配慮をして迎えてくれている。だからこそ、参加するこちら側も最大限のケアをするのが、この状況下でのイベント参加に大事なことだと思う。
連休中はイベントが開催されている。格好や時間、過ごし方など、様々な部分で配慮をしあって、興味のある人は参加してほしい。
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