鬱からの復帰 心境
はー、やっと復帰に漕ぎ着けるほど、症状が軟化してくれた。8ヶ月目。
贅沢な休業期間。本当に本当に、人生観は180度という単純な表現では足りないくらいに変化した。ありがたい時間だった。
岡田斗司夫先生の4タイプの考え方を知り、今まで自分が蔑ろにしていた健康や美意識、人間関係なんかをゆっくり見直す時間だった。
人間(生物としての自分)がかなりの欠陥を抱えた生物であるという自覚ももてたこもによって、さらに自己理解が深く達せられたのが大きい。
元々哲学好きだったけど、それゆえにその枠の中にハマってしまっていたところがあった。無意識に作ってしまっていた思考の枠も超えて、人間や自己について、こんなもんかなと大雑把に気軽に考えられるようになったことで、かなり人生観が楽になったなと感じる。
人に期待せず、変に粋らず、自身のどうしようもなさ、しょうもなさに諦めをつけ、楽に楽しく、でもまあできる範囲でカッコよく生きていけたらいいなあと、いいかんじに脱力できた。
岡田先生の4タイプで言うと、
私はもう、本当に典型的な法則型で、
今回、司令型上司を怒らせて権力を振り翳されて、大混乱して鬱まで行ってしまった。
また、母親が注目型で、どうしたって自分には苦手な分野を、一生懸命努力してできるようにならないといけないというステレオタイプに取り憑かれて、法則型の癖に社交に力を入れまくるというおかしな行動に神経を費やしてしまっていた。
感情を完璧にコントロールすることこそ大事なことだという幻想に取り憑かれていた。世の中をどうにかできるとかいうバカな夢を見ていた。
等身大の己をよく知る、そして自己への諦めと楽観を身につけることができたら、一気に楽になって、息がしやすくなったように思う。
復帰目前で、症状がぶり返したりもあるが、それも込みで、今後が楽しみなこの頃。
厄年明け、後悔なく今を見つめられている幸運に感謝するこのごろ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?