『運転者』
喜多川 泰 作
いつか読もう読もうと思っていてここまで来てしまった『運転者』。
やっと読んだ。
きっと読んだ時が、読むべき時だったはず。
▼ハイライト一覧
運が劇的に変わるとき、そんな場、というのが人生にはあるんですよ。それを捕まえられるアンテナがすべての人にあると思ってください。そのアンテナの感度は、上機嫌のときに最大になるんです。逆に機嫌が悪いと、アンテ
ナは働かない。最高の運気がやってきているのに、機嫌が悪いだけでアンテナがまったく働かないから、すべての運が逃げていっちゃうんです。昨日のあなたみたいに」
No. 506
「機嫌が悪いと、運が逃げる......」 「そうですよ。機嫌が悪い人は、最高の運気がやってきている場にいても、それに気づかないでイライラして、早くその場を立ち去りたいということばかり考えるんです。
No. 510
上機嫌でいないと、運の転機を感じることはできません。機嫌が悪い人は、人生を大きく変える大逆転のチャンスすら、イライラしたまま、さっさと終わればいいのに、と思ってしまう
No. 534
「いつでもどこでも、明るく楽しくいることだ。いつでも、どんなときでもな」
No. 592
運は後払いです。何もしてないのにいいことが起こったりしないんです。
No. 600
運は〈いい〉か〈悪い〉で表現するものじゃないんですよ。〈使う〉〈貯める〉で表現するものなんです。だから先に〈貯める〉があって、ある程度貯まったら〈使う〉ができる。少し貯めてはすぐ使う人もいれば、大きく貯め
てから大きく使う人もいる。そのあたりは人によって違いますけどね。どちらにしても周囲から〈運がいい〉と思われている人は、貯まったから使っただけです」
No. 618
とにかく頑張っても報われないときは運が貯まっているんですよ。努力をしてすぐ結果が出たり、何かいいことが起こったりする人は、貯めた運を小出しに使っているだけで、他の人より取り立てて運がいいわけではないです
よ。同じだけ努力をしたのに結果が出なかった人は、その分、運を貯めたんです。あとでもっといいことが起こります」
No. 803
上機嫌でいないと運の転機を感じるアンテナは働かない
No. 840
それぞれ二度と会うことがない人かもしれないけど、すれ違う瞬間までそれぞれにはそれぞれの人生があって今日まで生きてきたんです。僕たちの人生に奇跡を起こす種はそこら中にあるということです。
No. 845
でも相手のことに興味を持って、何でもいいから接点を見つけて、会話が始まれば〈見知らぬ人〉ではなくなり、それが重なると〈知人〉になり〈友人〉になり、ときに 〈恩人〉になっていくわけです。
No. 848
「そのきっかけを生む方法ってのが〈上機嫌でいる〉」
No. 883
基本姿勢が不機嫌な人に、毎日の人生で起こる幸せの種を見つけることなんてできない。
No. 891
自分が得しそうだと思ったら行動する。損しそうだと思ったらやめる。それがあまりにも当たり前のように染みついてしまっているんだと思います。もっと純粋に未知のものに対して『楽しそう』『面白そう』って思ってみていいんじゃないでしょうか