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安くても買わない。本当に必要な物だけを買う。#未来のために出来ること


私が解決したい事。
それは、大量消費、使い捨て。


今の日本は、贅沢な暮らしが当たり前になっていて怖い。
贅沢というより、むしろ傲慢といった方がいいかもしれない。


物に対する感謝がないのだ。


何も考えずに消費する。

簡単、便利、清潔。
現代人を惑わす言葉が溢れている。

より安く、より便利に。

使い捨てを当たり前にし、商品を買い続けてもらうことで利益を出す企業。

企業も個人も、自分の利益や都合だけを考える風潮に悲しくなる。


一番顕著なのが紙の消費だ。

野菜の水切り、出汁をこす時、汚れた皿のふき取りなどで、キッチンぺーパーを使い捨て。
料理番組を見ていると、当たり前のように紙が消費されている。

家の掃除に便利なクイックルワイパー。
ウエットタイプも登場するなど商品開発が著しく、今や使い捨てが当たり前になった。

カーペットの掃除は、コロコロ。
毎日するほど癖になる人もいる発明品だが、ものすごい量の紙がゴミ箱へと消えていく。



紙は、大切な木の命を頂いて作られたものだ。

大量の木を伐採し、大量に消費させ、何十年も生きた大切な木の命を、何の感謝もなく一瞬で使い捨てる文化が広がっている。


これは先進国の驕り。
他国には見せられない恥ずかしい行為だ。
こんな生活が続くわけがない。
きっと罰が当たる。


布巾があれば、洗って何度でも使うことが出来る。

汚れを拭き取るには、着古した服で作るウエスがいい。古新聞だって使える。

雑巾があれば、洗って何度でも掃除が出来る。

掃除機ならゴミが出ない。


手間を惜しまなければ、無くても十分暮らしていける。




今の日本は、価格が物を買うかどうかの判断基準になっている。

安いから買える。
安いから使える。


大切な資源である電気や水道も、自分が払えるかどうかで使う量を考える。
稼ぎが良い程たくさん使い、使う量は気にしない。

でも、考えてみてほしい。


飲める水にするために、一体どれほどの手間がかかっているだろう。

事故が起きるリスクを背負ってまで原子力発電をすることで、そこで暮らす人達をどれだけ不安な思いにさせているだろう。


水や電気を作るための苦労を知ることが出来れば、もっと大切に使おうと思うはずだ。

作られた経緯を考えると、簡単には消費できない。
紙も電気も水道も。

使い方を決めるのは価格じゃない。
感謝の気持ちだ。



私は安くても買わない。
本当に必要なものだけを買う。

物への感謝、地球の恵みに感謝して生きる。

それが、未来のために出来ること。




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