本と図書館とわたし。
こんにちは、Kefatos広報担当です。
本当に暑い。「秋は一体どこにいってしまったんだ...?」と思うくらいの暑さです。9月初旬にきれいな歌声を披露してくれていた夜の虫たちも、心なしか弱々しい感じがします...。
早く秋本来の涼しさを感じたい...と思うので、今日は秋っぽい(?)話をしたいなと。
秋と言えば、「読書の秋...!」が最初に思い浮かぶのですが、読書は秋というよりか「一年中読んでいたい!」と思う派です。
学生時代は学校の図書室に入り浸り、授業と授業の合間も本を読み、休み時間も隙あらば図書室に行って本を読む。そんな時間を過ごしていました。
特に小中学校での朝の読書タイムは至福の時間で大好きでした。皆が本を読む10分間はとても静かで、誰にも邪魔されることなく本の世界に没入できました。今考えると、1日に10分しかない贅沢を味わえたんだなぁと思います。
小さい頃も母に手を引かれながら、紙芝居や絵本コーナーに行っては、お気に入りを見つけていました。
「おばあちゃんのビヤホールはこわいよ」という絵本。当時の私の一番のお気に入りです。大人になった今でも覚えているくらい、鮮烈な一冊で...。
おばあちゃんがビールを使って庭のナメクジを駆除するお話なのですが、絵のインパクトが強烈で、図書館で何度も何度も借りて読んでいた覚えがあります。詳細はほとんど忘れてしまったのですが、ナメクジとビールの絵があまりにも鮮やかで、どの絵本よりも心に刻まれた思い出の絵本です。今読んだらまた違う印象になると思うのですが、当時の私には衝撃でした...。
機会がある方はぜひ。
小学生の頃は一目散に児童書コーナーに行き、話題の本探しに明け暮れました。「このシリーズは何巻まで読んだよ〜!」「この本が面白かった!」「こっちの本は泣けるよ...!」と本好きの友達と盛り上がっていたっけ。この時代は青い鳥文庫と角川文庫が鉄板で、いつもその話で持ち切りでした。
中高生にもなると、語彙力もそれなりに上がってくるので色んな分野の本に挑戦できるようになりました。自分の世界が広がりはじめたのは、きっとこの頃からかもしれません。受験勉強から目を背けたくて、ハリーポッターシリーズを読み漁ったのはいい思い出です(笑)。
大学生になってからは、ちょっと大人ぶっていままで見向きもしなかった専門書や洋書コーナーに立ち寄り始めた記憶が...。借りたはいいけど、結局読まずに返却したことも一度や二度じゃなく(笑)。こんな難しい本も手に取れるようになったんだぁ。と成長を感じた日もあったりなかったり...(笑)。
全てがなつかしさで溢れる思い出の場所。私にとって図書館の存在はとても大きくて、改めて自分は図書館と一緒に育ってきたんだなぁと感じます。そして、とても恵まれた環境の中で生きてきたんだなぁとしみじみ。
今は、小さな図書館へ月に1,2度足を運んでいます。地元の図書館と比べると蔵書が少ないので、予約システムを使って他の図書館から本を取り寄せ借ります。システムはとても便利なのですが、図書館を歩き回りながらとっておきの一冊を選ぶあのワクワク感が薄れてしまったような感じがして、少し寂しさを感じます。
上京を機に、もうあの図書館へ行くことは無くなってしまったけれど、あの場所を思うと、いつも懐かしい気持ちになります。
成長を見守ってくれてありがとう。いつか、また行けたらいいなと思います。
以上、思い出に浸りながら、秋の訪れを待ち詫びている広報担当でした。
おまけ
秋のうまいもの物産展に行ってきました~!
不思議な味のジェラート、とてもおいしかったです^^
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