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やる気が起きないときに考えたいこと

誰にでもやる気が出ないことはある

やった方が良いのは分かっているが努力を始められないということは、なにも表現の勉強に限らず誰にでもよくあることだと思います。

このときには、自分の理想を叶えるために努力をすることが大事と理解はしていても、上手くいかないイメージや努力しても上達しない印象があるのだと私は考えます。

そういった上手くいかないイメージや上達しない印象は、鮮明な映像が浮かばないことがほとんどで、そんな印象を自覚的に認識出来ていない人もいるかもしれません。

「なんかやる気が出ない」というのは、上手くいかないイメージが自覚的にせよ、無自覚的にせよ頭に浮かんでいる状態です。
上手くいかないと分かっていることを全力で頑張れる人はなかなかいません。やる気が出ないのも当然だと思います。

思い次第で何でもできる

逆にどんなに努力したくなくても、勉強しないと落第になってしまうとか、努力しないと命を落としてしまうという状況になったら否応なく全力で行動するはずです。

これは、最悪のイメージを絶対に回避したいという本能で自然と努力する方向に向かうためです。

もしくは、「なぜか今日はやる気がある」ということもあるかもしれません。そのときは自覚的にせよ、無自覚的にせよ、上手くいくイメージが浮かんでいるものと思います。

このようにやる気が出る出ないは、頭に浮かんでいるイメージが大きく影響するというのが私の現在の考えです。
そしてこれは訓練によってある程度コントロールすることが可能です。

やる気をコントロールするのは難しいと悩んでいる方は、頭に浮かぶイメージをコントロールすることでその問題を解決できるかもしれません。

まずは観察して認識する

努力すべきことがあり、やる気が起こらないときは、努力の結果どうなると身体が認識しているかを観察しましょう。
努力をしても変わらないと思っていたり、成果のイメージがおぼろげだと、努力すること自体の大変さばかりがイメージされてなかなかやる気が出ないと思います。

まずは、努力した後の結果のイメージをしっかりと認識することです。
その際、今浮かんでいるものを変えようとしなくて良いです。
努力すること自体の面倒さばかりが浮かんだり、まったく上手くいかないイメージがもし浮かんでいるとしても、そのイメージが修正できれば良いので気落ちする必要はありません。

やる気が出ないときには、まず認識するという工程も結構面倒かもしれません。そのため、普段から自分のする言動に対して、それぞれどのようになるとイメージしているかを習慣づけれられると良いと思います。

普段というのは起きてる時間は全て(あるいは24時間全て)というくらいの感覚です。
習慣づけるのは大変ですが、継続していると少しずつ意識できるタイミングが増えて、気づいたら当たり前のように意識できるはずです。

認識が出来たら理想のイメージに修正する

浮かんだイメージを認識することができれば、それを修正することができます。
ただ始めは難しいかもしれません。それは努力すべきことに対してネガティブなイメージがわくと、その他のあらゆることに対してやる気が低下することが多いためです。

浮かぶイメージを認識するというのが習慣になると、いかにイメージや印象に感情が左右されるかが分かると思います。

やる気がないときには、なんとかそのまま無理やり努力しようとするのではなく、努力の成果をより鮮明に思い浮かべてみましょう。

努力の成果を鮮明に思い浮かべることが難しい場合は、努力の仕方そのものが間違っていると身体が認識している可能性があります。
その場合は努力の仕方そのものを再度検討してみると良いと思います。

最初から理想のイメージに修正することは難しいかもしれません。
ですが、これも普段(できるだけ24時間全て)から継続して取り組むことでうまくなっていきます。

最後に

一番に知っていただきたいのは、努力に対する成果のイメージや、やる気はある程度コントロールができるということです。

ただ、やる気をコントロールするための努力もなかなか大変かと思うかもしれませんし、その成果はなかなか即座には表れないものです。
また、できるだけ常に意識するやり方ではなく、決まった時間だけ取り組んだ場合には、その成果が出るまではさらに時間がかかります(もちろんそういう取り組み方もアリです)。

大変かもしれませんが、この技術は生きる上の様々な場面で良い影響を及ぼします。
必ず良い結果をもたらすと確信していますので、途中であきらめずに上手くいくと信じて継続することを大事にしていただきたいと思います。

もちろんご自身が納得した上で取り組むことが大事です。
ですが、興味がありましたらぜひ取り組んでいただけると嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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