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明日は、きっといい日になる

いいことあるって思えば、
いいことが起こるんなら、
いいことあるさって思おう

大木ゆきの『宇宙が教えてくれた流れるように人生がうまくいく本』より


大好きな人からのおはようで目覚めて
もうそれだけですでに今日がいい1日になる。
今日はいい1日になりそうと言って
きっといい1日になるねと彼が言う。

何をしたわけでもないけれど。
朝一番にお散歩をして
気持ちの赴くままに
流れ流され、ぐるっと歩いてきて。
身体も心も心地がいい。

お母さんの作ったお味噌汁を食べて、幸せな気持ちになった。

家を出る前に
初めて、お母さんに、私がこれからどんなことをしたいと思っているのかを打ち明けてみた。

「世の中に、もっといい教育を届けたいんだ。
 そのために就職しないで、個人で会社を立ててやろうと思ってる。」

そしたら。
全力で応援する。と言ってくれたんだ。

すごくすごく嬉しかった。
こんなに応援してくれるだなんて想像もしてなかった。
また馬鹿言って。と機嫌が悪くなるんじゃないかと、ドキドキしながら打ち明けたのに。
どうして今日は、喧嘩にならなかったんだろうか。
自分の口から、何がしたいか、どうやって行くのか、ハッキリと説明ができたからだろうか。
これからの生き方に、本心から自分が自信を持てるようになったからだろうか。
結局は全部自分の心が、世界を作っているから、
「絶対にうまくいくから大丈夫だよ、私もう、これで生きていくから」と
母に伝わったからだろうか。


自転車に乗って
お気に入りのお店に行って
お気に入りのかわいい店員さんからラブレターをもらう。
彼女がいるときに頼もうと決めていたドリンクを、念願ゲットして
本当嬉しかった♡

さいきんハマったおにぎり屋さんの前で
ぽー玉おにぎりと、えび天おにぎりをほおばる。
えびが好きだといった大切な人の姿を思い浮かべる。

今日の私は、お気に入りの黒いシャツにグレーのパンツを合わせ、ベージュのジャケットを羽織っていて
それは私の自転車の色と全く同じなことに気が付く。
ベージュと黒にシルバーが入った自転車。
カッコよくて、速くて、最高の相棒だ。

道中でゴミ収集車のつんとした匂いがして、
数メートル先の歩道に停まっているのが見えた。
マンションから溢れる、山のような量のゴミ袋を作業員の方々が回収されていて
投げても投げても減らないその水色の袋の山を、近づきながら見ていて
うわあ、、、と思わず声をあげてしまった。
私が追いつくまで、彼らはその青い袋の山をずっとさばいていて。
きっと、いろんなことを思われたり、言われたりして、
本当に大変な仕事だろうなと。

いつもありがとうございます、と、
通りすぎるときにどうぞどうぞと言ってくれた作業員のおじちゃんに、
思い切ってお礼を言ってみた。
あんなに大変な仕事なのに
歩行者を気遣ってもくれて
きらきらとした瞳で、いえいえとんでもない!と
答えてくれて。
なんて素敵な心なのだろう。
人生で初めて、ゴミ収集の作業員の方にお礼を言った気がする。

彼らがいて初めて私たちは当たり前に綺麗な街中に住めている。
その当たり前と思っていることは、誰かが支えてくれているから当たり前にいられる。
気づかないことのほうが多いよね。
当たり前のように、ご飯を作ってくれて、支えてくれるお母さんが存在することも
いつもは忘れて嫌になってしまったりするんだ。


今日は高校まで住んでいた地元で、大事な用事があった。
久しぶりに乗る電車になつかしさを覚えながら
ふわふわと眠気に襲われて。

気合を入れなくちゃいけないはずなんだけど
なんだか一日中力が入らなくて
ふわふわしたまま予定場所に向かう。

そんな私だけどそれがだめだとは思わなかった。
もうすでに素敵で幸せな出来事が沢山起こっていたし
そのままの私で大丈夫だよ~何にも問題なし!と誰かが言ってくれている気がしたから。

実際、な~んの問題もなかった。
力を抜いて、ありのままの私でそこにいた。
それですべて、ことが上手く進んだ。

用事を終えて街を散策する。
相変わらずこの街は綺麗だ。

子どものころ、私の居場所だった図書館がなくなっていた。
なんとなくそんな気はしていたから、そんなに悲しくない。
新しく建てられた図書館に行ってみようと決めて
変わらずぽーっとした頭のまま、行ってみる。

道中でインスタグラムをチェックしたら、
ストーリーをチェックしてくれたスターバックスの店員さんが、地元一緒です、、!と連絡をくれてた。
そんなミラクルってある?(笑)
しかも、この前お話しした時に、
「地元に新しくスタバができて、そっちでも働こうかなって考えてたんですよ」って言ってらして、それを聞きながらなんだか田舎にあるスターバックスを思い浮かべてた私。
まさかの、地元でしたよ~?!
ほんとうに、人生ってどんな出会いが待っているのかわからないから、面白い。
また地元トークしようねって連絡して、次会えるのが楽しみになった。


新しくなった図書館は
まるで大学の図書館のようで、
窓が大きくて開放感があって
木目調のデザインが目に優しく、とても親しみやすかった。

沢山の学生さんや、地元のおじいちゃんたちが勉強したり本を読んだりして過ごしていた。
自習席も閲覧席も、小さいソファも沢山用意されている。
いいな~。
こんな市民図書館があったら通うよね~。
羨まし!

ソファに座って、ちょっぴり疲れた頭を休める。
木と本に囲まれてると落ち着く。
すぐに三ノ宮へ帰って仕事しなきゃ、と思ってたけど、
ちょっとだけ寄り道してよかった。
今日はもうのんびりする日にしよう。

ある一冊の本がふと目に留まって
パラパラとページをめくる。

そしたら、目に留まった。
いいことあるって思えばいいことが起こるんなら、いいことあるさって思おう
なんか。今朝の私、似たようなこと言ったなあ。
そして今日は本当にいいことばかりだった。
それに、ここでちゃんとこうやって伏線回収してくるんだなあ、この人生という小説は。
面白すぎない?
言霊だね。と彼と言い合って、ふたりでびっくりしてた。

個人的に、伊坂幸太郎さんの小説が好きなんだけど
作中でそんな風に伏線回収してくのか~~~!って
単なる小さな出会いが、思いもかけない重要な出来事に発展したりする話ばかりだから、それが好きで。
私の人生も今のところそんな感じみたい。

大木ゆきの『宇宙が教えてくれた流れるように人生がうまくいく本』


大切な人のおはようからはじまって、きっとおやすみで終わる
平凡で何の変哲もない、何を成し遂げたわけでもない、今日という一日。
それでも、とても素敵で、忘れたくない、人生の一ページ。


帰りの電車では
高橋優の ”明日はきっといい日になる” を聞きながら帰った。

明日は、大好きな後輩と京都デート。
それに、大切な人の大事な挑戦の日!
どんなことが起こるんだろう。楽しみすぎる:)
いい日にならないわけがない、最高の一日になることが決まってる。


今日のわたしの幸せが
明日の皆さんに伝播しますように

いつもありがとうございます♡

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