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読んだ本の感想「世界でいちばん透きとおった物語」

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが――。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語

裏表紙より

読み終えて真相を知った時驚愕すること間違いなし

この本を読んでいる時ずっと違和感を感じていました

物語は真相に近づいていっているのに消えない違和感

なんか変だよなって呟きながらページをめくる

その違和感が解ける時物語の真相もきっと解けます

読みながらいちばん透きとおった状態ってなんだろうってずっと考えながら読みました

文字で透きとおった状態なんてつくれるのか?

なんでこの本は最初から文庫なんだろう?

いちばんって言うけどそんなこと可能なんだろうか?

こんな疑問を持ちながら読みました

でも読み終えた後納得

これならこのタイトルでいいよなって

このドキドキは紙の本でしか感じられないものです

読み終えた時にあぁなるほどねーってきっと呟いちゃいますよ

ミステリーが苦手な人にもおすすめです

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