7杯目🍸お茶と生き方のはなし

皆さんこんにちは。STAIRS TALK発起人の一葉です。

【素のまんまで真剣に話したい女性たち】が集まるオンラインコミュニティSTAIRS TALK🍸

先週のnoteに続き今週は、コミュニティに参加している宿木雪樹さんに「お茶と生き方のはなし」を語ってもらいました！

宿木雪樹さん
Twitter @yuki62533
noteはこちら

たっぷりお茶を紹介してくれた
先週のインタビューはこちらからどうぞ☺
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🍸編集部：雪樹さんがハーブティーにハマったきっかけ・エピソードを教えていただけますか？

雪樹：私がハーブティーにハマったのは、ブラック企業退職直後のこと。タバコに酒に過労を乗算して体がめちゃくちゃになった私は、ニキビと脂肪にまみれて精神的に死んでました。

雪樹：そんなとき、母親から「これいっぱい買ったから」と送られてきたのが、おおざっぱに飲めるジンジャーティーのティーバックセットでした。「あまりものなら適当に飲んでいいか～」と飲んだら、体が温まって、血が巡るのを感じて。もしかして、これ毎日飲んだら、私もう一度普通の人間に戻れるんじゃないかって希望を持てたんです。

🍸編集部：その時からハーブティー熱が…！そして、火つけ人はお母さまだったのですね。
住まいは札幌をメイン拠点に、仕事は東京をメインとした二拠点生活を決意したのも、他の人はなかなか出来ないことだと思います。
もしかして、「仕事で忙し過ぎる毎日を改めたい」という想いがあっての決断だったのでしょうか。実際に生活を変えてみて、いかがですか？

雪樹：その通り！です。
東京。とても好きな街なんだけれど、私にとっては東京＝仕事だったんです。何かやっていないといけない街というか、無でいられないというか。退職したのを機に、私には東京“以外”がなきゃいけないなと気付きました。

雪樹：あと、自分がどう生きたいのか真剣に考えたんです。どう働きたいかではなく、どう生きたいか。それで出てきたのが、下のようなビジョンでした。

お茶を飲みながら本を読む時間が欲しい
ハーブや野菜を育ててみたい
周囲の人を大切にしたい
ピアノを弾きたい、歌いたい
家でのんびり過ごしたい

（雪樹さんが実際手書きのノートに箇条書きにしたものを抜粋）

……こうやって挙げてみたら、私って全然東京にいる必要がなかったんだなって実感して。一方で、東京でしか巡り合うことのない人との出会いや仕事、刺激も私にとっては大切でした。だから、二拠点生活という答えにたどりついたんです。

🍸編集部：そんな中での会社設立。おめでとうございます！これからハーブティーでどんな事業をしていく予定ですか？

雪樹：ありがとうございます❤
宿木屋では、まさに先ほど質問していただいたような「気軽に飲めるハーブティー」を目指しています。疲れきった日でも毎日手が伸びる、ティーバッグを入れっぱなしにしても冷めてもおいしく飲めるハーブティーを目指して絶賛商品開発中です。いろんな境遇のなかで頑張って、自分を追い込んで疲れちゃってる人たちに、「ちょっとひといき、ね」って伝えられるハーブティーを作りたい。

あと、私はライターであり編集者でもあるので、ハーブティーの物語を書いていきます。ハーブティーと出会った皆さんのエピソードを取材して、小説を書いてウェブメディアに更新するのが夢です。創作×マーケティングなんて、SEOなどに比べたらまじで効果薄いと思いますが、私の強みと伝えたいものを掛け合わせるならこれだ！って信じて突き進みます。
出来上がったらみんなに飲んでほしいから、楽しみにしていてね。

🍸編集部：物語の作り手でもある雪樹さん。特にストーリーに共感できるハーブティーはありますか？

雪樹：ちょっと質問の答えからズレてしまうかもしれないのですが、『魔法使いのハーブティー』という作品があります。（電子書籍版は2020年7月現在Kindle Unlimitedで読めるようなので、ぜひ！）

魔法使いのハーブティー (メディアワークス文庫)

雪樹：この作品では、ハーブティーの効能や魅力を伝えつつ、周囲の人々のあたたかな物語が紡がれているんです。この世界観は、“ハーブティー×物語”という掛け合わせの可能性を語ってくれていると思います。ハーブティーを飲みながら読みたくなるお話です。私自身、ひとつのベンチマークとして大切にしている一冊。

雪樹：加えて、北海道でハーブ作りとハーブティーやアロマオイルなどを販売しているLienを紹介します。

Lien　オーガニックハーブ　北海道　フランス　バイオダイナミック農法　芳香蒸留水　精油　野生ラベンダー 　フローラルウォーター

雪樹：Lienのプロデューサーである石田さんは、環境への配慮を徹底したハーブ作りに挑むため、フランスで修行を積んできた方です。ハーブ作りへのこだわりもさることながら、子育てとハーブ農家、商品開発を並行して精力的に活動していらっしゃるその人生そのものがめちゃくちゃに素敵でして。ウェブサイトには、こまやかな文章で描かれたその軌跡が掲載されています。

オリジナルブレンドハーブ　「おなか」

雪樹：お花や植物がそのまんまゴロゴロ入った本格派のハーブティーで、透明なポットで淹れるとその味や色、香りの豊かさは、もう別格です。素晴らしい。石田さんご本人への尊敬の念も含めて味わえるので、“ストーリーに共感できるハーブティー”と言ったらここの一杯を推します！

🍸編集部：このお茶で人生変わった！と思う一杯があれば教えてください。

雪樹：enherbの「最強のアタシ」。

最強のアタシ（ティーバッグ50包入） | ハーブ専門店 enherb (エンハーブ)

雪樹：はっきり言って、めちゃめちゃ癖の強いハーブティーです。ハーブティー初めての人には安易におすすめできない。でも、このお茶は人生で一番劇的に私の体や心に効きました。飲んだ瞬間体が「足りなかったのはコレだよ！」って歓声を上げるし、飲んだあと呼吸が深くなって、どんなに忙しくても「アタシ最強だからイケるわ」って思わせてくれるんですよ（笑）。
フリーランスのライターとしてキャリアを重ねていくことに不安や疑問があった頃、このティーを飲みながら「！！起業してハーブティーを届けよう！私みたいに疲れた人をハーブティーで救えるかも！？」ってひらめいて。テンション上がって頭がバグってたおかげで、今があります。

🍸編集部：STAIRS TALKをハーブティーに例えると？

雪樹：STAIRS TALKは私にとってカモミールティーみたいな存在。仕事が終わったあと、「ふう」と一息つきながらSTAIRS TALKを覗くと、花の香り、落ち着くあたたかさ、新しいけれど優しい刺激がもらえるんです。決して気張らないで飲めるから、HERB BREWERシリーズのリラックスブレンドが一番似てるかなぁ。ティーポットさえ要らない、お湯を注ぐだけの画期的な商品。

🍸編集部：雪樹さんにとって、ハーブティーとは？

雪樹：私にとってハーブティーは呼吸です。栄養と元気を体中に送り届けるもので、酸素不足で死にかけていた私を救ってくれた存在。人によって豊かさや幸せの基準はそれぞれだけれど、誰かが豊かになったり幸せになったりするために、自分が少しでも何かできるとすれば、それは一杯のハーブティーを届けることだなって答えになりました。ようやくライフワークとして選べた、大切な存在です。

雪樹さん、ハーブティーをたっぷり語ってくれてありがとうございました。前回の分と合わせて、7個もお茶をおすすめしてもらっちゃった！お茶迷子になったコミュニティメンバーは雪樹さんに聞いてみましょう。

雪樹さんがエッセイ連載をスタートされました。二拠点生活について書かれていますのでご興味ある方はぜひ。

わたしは何しに東京へ？ 28歳過労女子が「二拠点生活」を始めるまで【二拠点生活のリアル#1】 - まいにちdoda - はたらくヒントをお届け

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それではまた来週☺