#.39 Nikon Zfから学ぶカメラデザインについて語り合いたい。
これは僕の中でこの世の七不思議の一つなんですが、この手の闇に詳しい方がいましたら是非教えていただきたい案件でございます。
と言いますのも、これは何もカメラメーカーに関わらずの話なのですが、世の中には(日本限定かもしれないが)ほぼ確実に売れるデザインが存在します。
その代表格とも言えるデザインがレプリカおよびリメイク版、要するにクラシカルなデザインです。
これらはあくまでも当時の再現になってしまうので賛否が分かれるところではありますが、なんだかんだ言いつつもおそらく売れます。ほぼ間違いなく。
流行り廃りもないので永遠に不滅なんです。
なのになぜその手のデザインで販売しないのかが非常ーーーーーに謎なんです。
例えば車やオートバイレースの様にデザインによって空力や動力に直結する問題があればそれは理解出来る。
ですが我々一般のユーザーにとって過度に高い動力性能や極限まで研ぎ澄まされた高い空力性能は必要ありません。
となると多くの方が求めるのはやはり高いデザイン性だと思うんですよね。
今どきのデザインに馴染めず旧車が好きな方はたくさんいらっしゃいますね。僕もカッコいいと思います。
ですが実際に購入するとなると話は別です。
例えばエアコンがない、窓が手動開閉、MT車、故障のリスク、メンテナンス費用などなど考慮してしまうと恐ろしくて手が出ない、そんな方いっぱいいらっしゃるはずです。
でも復刻版ならどうでしょう。
現代の技術を惜しみなく駆使した懐古的なデザインであれば上記の不安はなくなります。
もちろん賛否もあるでしょうが、昔のデザインが好きだけど機能性まで旧型は嫌だという方にはこの上ないモノだと思うんです。
家族の理解も得やすくなりますしね。
よし、ではここからカメラに焦点を絞りましょう。
今も昔もカメラ市場には様々なデザインのカメラが売られています。
その中でも一部安定した売れ行きのカメラがあるんです。
それがヘリテージデザインのカメラです。
今を代表するのはNikon Zfでしょうか。
どっからどう見てもカッコいい。
FUJIFILMなんかもその系譜です。
当然この手のカメラは売れます。
一時品薄で入手困難になる程売れました。
※現在進行形で売れている。
もちろん『こんなデザインのカメラは嫌だ!』という方も一定数いるとは思いますが、まぁ感覚としては限りなく少ないのではないでしょうか。
僕の中で一つ売れるデザインには法則があって、
「興味のない人が見ても美しいと思えるモノ」が究極の形なんだと思うんですよね。
要するに最終形態ということです。
と言いますのも我々カメラオタクはデザイン以外にも選択肢はありますよね。
例えば高画素機じゃないとダメ!背面モニターは絶対にバリアングルじゃないとダメ!とか、ファインダーは真ん中にないとダメ!みたいな。
でも一般の人って単純に見た目の感想しか言わないんですよ。
直感なんです。
カッコいいモノはカッコいいし、カッコ悪いもんはどうプレゼンしたって、カッコ悪いに変わりはないんです。
だからこそ。最終形態はイコール美なのだ。
人間の目が美しいと感じる黄金比。
そこをクリアしたカタチこそ究極のデザインといえる。
その最たる例があります。
僕の妻は、僕の持つありとあらゆる趣味に興味がありません。
なので僕が個人的に思い入れがあって選んだ道具なんかはことごとく『え?なんでこれなの??』と否定的な意見が多い。
イラっとするけどたしかにその回答も頷ける。
なぜなら王道のデザインではないから。
あくまでも僕個人が影響を受け感銘を受け選んだモノとは、デザインは元より造り手の魂を買っている訳で、それらの想いを知らぬ妻には、ただ歪なカタチのモノと写ってしまう。
ここが難しいところ。
ですが、各メーカー全機種をデザインだけに全振りする訳にはいきません。
もちろんフラッグシップモデルともなれば第一線で戦える戦闘力が必要になるのでカッコいいとかカッコ悪いとかいってる場合じゃないですからね。
いや… それにしても謎なんですよ。
例えば車業界だって、今あの車復活させれば絶対売れるって!と思っても出さない。
バイクなんかもそう。もっと言えば音楽だって、過去の名曲を分析すれば、どんな音楽が後世まで受け継がれていくかその手のプロなら分析済みだと思うんですよね🤔
まぁ、全局面においてど素人底辺な僕がこんな話をしても、お前どの口が言ってんだ!と怒られそうなのでこの辺で終わりにしまぁ〜す🤭
ではまた🙋♂️
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