高校時代、僕の一つ前の席の男子は、よく鼻血を出していた。それなのに何も紙を持ってないので、毎度振り向き僕に紙を求めた。なぜ頻繁に鼻血を出すのか甚だ疑問だったが、帰り道、凄まじく鼻をほじる彼を見かけ、すぐに納得した。目が合ったが、彼は堂々とほじり続ける。彼以上の逸材を僕は知らない。

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