勝てないときは思考プロトコルを変えよう
頑張ってもうまくいかない時は、戦い方に問題があるケースが多い。
上手くいかないなあと内省し、やり方を切り替えてやってみたとして、それでも上手くいかない事もザラにありますよね。
特に、ビジネスマンとしてこのようなケースは多いのではないでしょうか。
壁にぶつかった際、その後の思考法が明暗を分けるなと、最近よく思います。
それは、
これまで頑張っても勝てなかったというFACTと向き合って、思考プロトコルを変えにいけるかどうか
ということです。
例を出して説明します。
これまでの人生の原体験から、「量をこなせば成長する」と考えていた野球部員が、「毎日素振りを300回するんだ!」と意気込み、毎日毎日素振りをしていたとします。ところが、なかなか試合での成績が上がりません。
彼にとって「量をこなせば成長する」は美学であり、価値観でありますので、おそらく彼は、次に、素振りを500回に増やすか、ティーバッティングの回数を増やすか、迷うことでしょう。
これらのPDCAを回すことで、ある地点まで成績は向上するかもしれませんが、どこかで天井がやってきます。天井をむかえた彼は、「僕はここまでか」と感じるやもしれません。
しかし、ここで認識するべきは、「自分の能力幅の限界」ではなく、「今の思考プロトコルにおける、自分の能力幅の限界」です。
もし彼が、「質をあげればまだ成長余地があるのでは?」と考え始めることができれば、例え素振りを100回に減らしても余地が広がるかもしれません。
「(自分にとっての)今までのやり方を丸っと見直してみよう」
「(自分目線で)普通にやってたらダメだな」
と思考してみるのはいかがでしょうか?
矢口くんも、パラダイムシフトを繰り返して成長を続けていますね