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ゆるゆる復職12週目の振り返り~復職は「戻ること」ではなく「進むこと」~

わたしは在宅勤務をしているのだが、今日は16時頃もう夫が帰ってきたので笑ってしまった。
クリスマスイブだからって、夕飯の材料とケーキを携えて。
みなさんはどうお過ごしですか。

(心理的に)大きなイベントが多かったわりには大崩れすることなく金曜日までやってこられた気がする、今週の振り返りです。

開発中サービスの全社発表

水曜日、noteでも何度か書いてきた、開発中サービスについてのオンライン全社発表を行った。

経緯的には「サービス」という切り口で責任者に任命されたものだったのだが、今回の休職中も含めていろいろ考えていくと、わたしにとっては売上貢献とか利益拡大するための「サービス」そのものではなくて、「どういうスタンスでサービスに臨むのか、そのために何をするのか」という理念側に力点を置いた取組にしたいのだと分かってきた。
このスタンスについては、10年前の入社時からずっと心の核にはなっていた。でもこれまでは目の前のプロジェクトに身も心も忙殺され過ぎていて、なかなか思考を言語化したり、発信することができずにいた。今回、具体的な取組として動かすことができたのは休職をきっかけに、自分のビジョンに向かって進む時間を業務時間として確保してほしいと要求できたからだ。

さらにnoteに発信する勇気を与えてもらったおかげで、会社のTeams等で細々と発信することができてきた。おかげで理念自体には共感してくれる社員も多くなってきたので、来年はそれに向けて具体的な行動が少しでも取れればいいなと思う。自分一人でモヤモヤーとため込んでいるだけだった状態と比べると、すごい進歩だと思う。
(会社側の期待していた話しっぷりとはちょっと変わってしまったかもしれないけど、まあいいか。)

部門運営会議で一歩前進

昨日(木曜日)は、ここ最近の鬼門だった部門運営会議。前回・前々回はこの会議をきっかけにメンタルが大崩れしていたのだが、今回は初めて少し違う手ごたえがあった。

来年の部門運営とメンバーの育成についての会話の中で、何となく議論が煮詰まっているような印象を受けたので、質問や意見を投げかけてみたら、それをきっかけに、部長や他運営メンバと活発に会話ができた。

そんなこと休職前は当たり前の行動だったのだけれど、復職してから今までは、部門会議に出るたびに自分のことを責められているような気がして、発言もできなかったのだ。
(その時のnoteがこちら)

隔週の部門運営会議。部員状況を共有する資料の私の行に、昨日先輩に話した悩みがオープンに記載してあって結構ショック。それに、しんどくても頑張っているメンバについて「彼はメンタルがタフだね~」とか、休職原因|きーふぁ|note

昨日、その壁を破ることができたのには、上記のような行動の積み重ねもあって、少しずつ会社での存在意義を作れてきたこともあると思う。本当に久しぶりに、手ごたえのある会話ができたような気がする。

来年の相談をする

今日は、労務担当者・部長・副部長と4人で、わたしの来年のアサインについての検討会(めちゃくちゃ多忙なメンバなのに時間を割いてくれたことに感謝)。

10月の復職後から今まではリハビリ期間ということで、休職前と待遇は変えず、ポジションだけを仮で下げてもらっていたのだが、この3ヶ月を経て、さあ来年からどのポジションに行きますか・何しますか、という話である。

取り敢えず1月からは、まだ顧客折衝・金額交渉などプレッシャーのかかるタスクはまだ自信がないということで、ポジションは休職前から一段階下げてもらうことで確定した。
ただ、休職前に参画していたプロジェクトのうちの1つではメンバー管理をする立場になることや、引き続きサービス開発リードや部門運営・メンバ育成には関わっていくことにはなっており、マネジメント的な側面も若干残るという不思議なポジション取りになった。つくづく、周囲に気を遣わせているなぁと感じる。

感じた違和感

おかげ様で会話は概ね問題なくできたのだが、途中、理由の分からない引っ掛かりを感じる部分があった。

会が終わってから、この引っ掛かりは何だったのだろう?と一人で考えてみたところ

「きーふぁさんが以前のような状態まで戻ってきたかどうか~…」
「まだ戻り切っていない部分はあると思うけど~…」

というように、会社側から「コンディションを『戻す』」という表現が度々されていて、そこに違和感を感じていたことに気づいた。

会社側は「休職」=「マイナスイベント」と捉えている。
だから
「復職」=「マイナス状態からの立ち直り」=「休職前の状態に戻る」ことだと位置づけているから「戻る」というワードが度々出てきたのだろう

でもわたしは、休職前の自分に戻りたいわけではない。
むしろ同じところに戻らないために、
今回の休職をきっかけに
認知のパターンも、行動のパターンも変えている。
同じところに戻る、というイメージではなくて、新しく道を引き直すイメージ。
いちいち面倒くさい奴だな~と思われるのがオチなので
会社側には敢えて訂正もしないけれど
ここは自分のためのnoteなので、明確に違う、と意思表明します。

より幸せな人生に「進む」ための休職と復職

同じように休職を経験したり、今まさに休職中の方がいたら
「もとに戻るためにどうするか」ではなくて
「これからは、どう進むか」と考えてみてほしい。

苦しかったからお休みしたのだから、同じルートに戻る必要はない。
自分が幸せに生きるために、次はどう進むか、と。

よいクリスマスになりますように。


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