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26歳、挫折のない人生の弊害について考える
こんにちはKedichanです。突然ですが皆さんは人生の中で挫折を経験したことはありますか?まず挫折とは、
意気込んで行っている仕事や計画などが途中でだめになること。また特に、そのために仕事をする気力を失うこと。コトバンクより引用(https://kotobank.jp/word/%E6%8C%AB%E6%8A%98-69054)
具体的に言うと、受験や就職で第一志望に受からなかった、起業に失敗、スポーツを怪我で諦める、などでしょうか。
私は今まで挫折とは無縁の人生を送ってきました。高校、大学受験は第一志望に合格し、就職活動でも自分がなりたいと思った職場に就職できました。今まで何かやると決めたことを諦めることは無かったですし、努力すればなんでも叶うというのが自分の中で当たり前になっていました。(今なら分かります環境や周りのサポートに恵まれていたことに)
しかし社会人になって人生初めて挫折というものを味わいました。憧れから手に入れた仕事にはついていけず、自分の能力の無さを突き付けられる日々。同じ職場の同期には遅れをとり、自分が時間をかけてやっとできることを彼らはいとも簡単にやってのける光景を見て、今自分がここにいる意味はなんだろう、そんなことを思うようになっていきました。
そして結果的にはうつ病になってしまいました。自分にプレッシャーをかけながらの日々の業務に疲れ、生きる意味も分からなくなり、私は壊れました。約8カ月の休職を経て退職し、しばらくしてから始めたアルバイトでも自分の仕事のできなさに息苦しくなり辞めてしまいました。
アルバイトを辞める前に、仕事が思うようにできないことをその職場の同僚に話したことがありました。その同僚は、人生で失敗の経験が少ないから自分のミスを責めてしまうのではないか、ということを言ってくれました。その同僚は大学受験で失敗し、就職活動でも一番行きたかったところに行けなかった経験があったといいます。私はその時初めて今までの自分の人生がいかに簡単なものであったかを知りました。
うつ病になり退職したことはもちろん私自身堪えましたが、正直その後の人生は大丈夫だろう、何事もないだろうと考えていたところがありました。スムーズに転職できて、その職場ではうまくやっていけるだろう、自分の人生はそういう人生だと。しかし違うことが明らかです。20代半ばという年齢で初めて挫折というものを知り、人生とはそういうものだと知るという。
挫折をした後どうやって生きていくか模索する事は決して簡単なものではないです。でも、挫折のない人生にも弊害が多いと感じています。私のように社会に出て初めて挫折を経験する人は多いのではないでしょうか。入試や面接を突破できる能力ばかりを培う教育システムの問題もあるでしょう。そういった能力と実際に社会で通用する能力がアンバランスであることを自分で認めることができて初めてその挫折を克服できるのかもしれません。
いかがでしたでしょうか?皆さんの挫折体験もお聞かせください♪
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