25歳が休職して分かったこと
こんにちは、Kedichanです。私は以前うつ病と診断されて約8カ月間休職していました。正直うつ病と診断されたのは驚きでした。初めはその診断を受け休職が必要だということを認めることすら難しい状況でしたが、休職したからこそ分かったことがいくつかあります。今回は私が休職して分かったことをシェアしたいと思います♪
①休む重要さ
一番の気づきは休む重要さです。うつ病と診断される直前の日々は、任された仕事で毎日忙しく残業続きでした。また家に帰っても仕事のことを考えたり不安に感じたりして、心も体も休まることがありませんでした。
休職をしたことでどれだけ自分の心や体にかかっていたかを知りました。休みだしてから疲れがドッと出て、日中何か好きなことや家事をしたりすることが出来なくなりました。
思い返すと今まで、仕事だけでなく私生活の予定も詰め込みすぎていたと思います。誘われた遊びには時間が空いていれば断ることはありませんでしたし、1日にいくつもの予定を入れることにも抵抗がありませんでした。自分に必要な休みの量、休む方法を知ることが”休む”ことにつながるかもしれません。
②うつ病の怖さ
うつ病について何も知識がなかったわけではありませんが、知っているだけの状態と自分でその症状を経験するのとではやはり違います。特に、症状がひどくなり希死念慮が出てくるとうつ病の恐ろしさを実感します。うつ病は外からは分かりづらい病気ですが、命に関わる病気であることを実体験を通じて感じました。
③自分の思考の癖
うつ病を通して自分の性格のことを考えることが多くありました。うつ病になった原因は一つではなく、仕事の環境であったり、私生活のストレスであったり、身体的な問題など様々です。その内の一つに自分の考え方の癖があると思っています。例えば自責になりやすかったり、未来の不安ばかりに目を向けてしまったり、ストレスを感じる過程などに自分独自の思考の傾向があることを知りました。休職中はそういった自分の癖を知り解決法を探っていました。
④仕事とのかかわり方
仕事がどれくらい人生や生活で重要なものか、その程度やその理由は人それぞれです。仕事と私生活を完全に切り離したい人もいれば、仕事と私生活を混ぜて生活したい人もいるでしょう。休職中(実は転職活動中の今でさえ)はそういった仕事とのかかわり方を自分なりに考える機会になったと思います。以前の仕事であれば、私は自分の生活と仕事を切り離して考える必要があったと思います。仕事の内容は職場だけで解決できるものであったので、私生活でそれについて考えたり不安に感じる必要はなかったからです。現在私は転職活動中で、自分のやりたいことやできること、将来のキャリアについて考えていますが、自分に合った仕事との付き合い方を考えていくことが重要だと感じています。
⑤ストレスとの付き合い方
ストレスは自分にとって心地よいものに調節する必要があると感じています。フルタイムで仕事をしていたときや休職中は、ストレスが自分の許容範囲を超えていて、ストレス過多になっていました。しかし仕事を退職し生活の自由な時間が多くなった時にはストレスを欲するようになりました。適度なストレスは人には必要ですが、その”適度”の度合いは人によって違うため、自分の適度を把握するためには自分の感覚に興味を持つことが必要かもしれません。
いかがでしたでしょうか?休職すると決めることはとても勇気がいることでしたが、以上で挙げた気づきは実際に休職をしたからこそ知ることができたことだと思っています。一度足を止めて今自分がどのような状況にいるのかを把握することは人生において役立つことだと思います。