605 ウォラー理事渾身の講演 The Time Has Come
9月7日、米国雇用統計の発表があったが、それよりウォラー理事の講演の方がインパクトがあった。
ウォラー理事は「利下げしなければ景気後退するだろう」と言わんばかりだったからだ。債券市場は今後の大幅利下げを予想し金利は低下。株式相場は景気後退リスクから下げた。為替市場は米国景気後退だけを見ていない。
ウォラー理事の講演はパウエル議長のFOMC後の記者会見を捕捉するのもだ。逆イールドカーブやサームルール、フィリップス曲線などが、今回は有効でないと考えていることの説明、今回の景気の