『キョログラミング』チョコボールで楽しくプログラミング!? うまく認識できないときのコツも解説クエ〜
みなさんは森永製菓のチョコボールは好きですか? いやー美味しいですよね! 我が家でも家族全員大好きなので、コンビニに行った際はついついまとめ買いしてしまいます(笑)
キョログラミングとは
今回ご紹介する「キョログラミング」は、お菓子のチョコボールを使って楽しくプログラミングが学べるゲームアプリです。
スマホのカメラでチョコボールのパッケージと中身を撮影することで、キョロちゃんにいろいろなアクション(こうどう)を覚えさせることができ、覚えたアクションをパズルのように並べることでキョロちゃんの動きをプログラミングしていきますよ。
公式サイト
概要
タイプ:ビジュアルプログラミング
プラットフォーム:iPhone/Android
対応言語:日本語対応
対象年齢:4才以上
提供:森永製菓
料金:アプリは無料(おやつ代は別途)
はじめかた
アプリのダウンロード
下記のリンクより「キョログラミング」のアプリをダウンロードします。アプリのダウンロードは無料ですが、アプリだけあっても、ほぼ何もできないので、お菓子のチョコボールが別途必要になります。
チョコボールの購入
ということで、近所のコンビニやスーパーでチョコボールを買ってきましょう!
チョコボールには「ピーナツ味」「キャラメル味」「いちご味」「ビスケット味」などいろんな種類がありますが、パッケージの種類が多いほどキョロちゃんに覚えさせるアクションが増えますので、とりあえずお店で売ってるチョコボールを全種類買い占めるのがオススメです。
なお、「ビスケット味」と「ソーダ味」の登場にともない、現在、定番商品の一つである「キャラメル味」の入手が困難な状況になっているようです(弊社調べ)さらに「いちご味」も最近あまり見かけません。なんてこった…。もし運良く入手できたらパッケージは捨てずにとって置きましょう。
やってみよう
実際にやってみてるところ撮影してYouTubeにアップしましたので、動画でみたい方は下記をご覧ください!
さて、アプリを起動するとキョロちゃんが登場します。ちなみに、キョロちゃんは夜9時から朝6時までは寝ているため、その間は遊ぶことができません。
このキョロちゃんをプログラミングによって成長させることがゲームの大きな目的になります。
プログラミングをおこなうには、まずはキョロちゃんに「こうどう」を覚えさせる必要があります。
1.おぼえさせよう
アプリの「おぼえる」ボタンをタップすると、スマホのカメラが起動するので、チョコボールのパッケージや中身(粒)を並べて撮影します。
このときの注意点として「ヒント一覧」に書かれているとおりに並べる必要があります。また、1つのこうどうを覚えさせるのに2回の撮影をおこないます。
たとえば、ヒント一覧を開いて、その中から「あいさつ」のこうどうを選んだとします。
すると、次の画面のようなヒントが表示されるので、「1回目」と表示されているとおりにチョコボールの粒を並べて撮影し、その後「2回目」と表示されているとおりに並び替えて再度撮影します(味の種類はなんでもOK)
また、こうどうによっては下記の画面のようにパッケージの撮影が必要になる場合もあります(こちらは味の種類もちゃんと合わせる必要がある)
さて、実際にやってみると分かるのですが、、
認識率が非常に良くないです。。。
チョコボールの粒がハッキリと写るように、白など薄い色のお皿やキッチンペーパーの上にチョコボールを並べるのですが、何回撮影してもなかなか認識してくれません。
どうやら手やスマホ本体の影が写り込んでしまうと、認識率が大きく低下するようなので、ライティングの方向を考慮する必要があります。
それと、エラーメッセージだけみると、認識に失敗しているのか、それとも並びが間違っているのか判断がつきません。認識に失敗する場合は、ヒント一覧を確認して、粒の並びやパッケージの種類が間違えていないか、再度確認してみてください。
そんな感じで何度も並び替えをやり直していると、チョコが溶けて手がベタベタになってきます…(特に夏場)正直これはかなりツラい作業と言わざるを得ませんが、そこはチョコボール愛でなんとか乗り切ってください。
私自身いろいろ試して思い付いた撮影のコツとしては、
白か薄い色のペーパーに乗せる
なるべく粒が大きく写るようにする
手やスマホの影が写り込まないように照明を工夫する
という感じでしょうか。
アプリのレビューを見ると、ここで挫折してしまう人が多そうな印象があり、非常にもったいない感じがするので、今度のアップデートで改善を期待したいところではあります。
2.プログラミング
こうしてキョロちゃんにこうどうを覚えさせたら、いよいよプログラミングです(ここからが本番)
アプリのホーム画面から「プログラミング」をタップすると、下のような画面が表示されます。
画面の左側にはあなたが血のにじむような思いでキョロちゃんに覚えさせた「こうどうブロック」、右側には「タイムライン」が表示されています。こうどうブロックをドラッグして、タイムラインの左上からラインにそってスキマなく並べていきます。
すべてのマスがうまったら「実行」ボタンをタップします。するとキョロちゃんが並べたとおりの順番でこうどうを実行してくれます。
ブロックを隙間なく並べるところが、ちょっとしたパズルになっているのが楽しいですね。また、実行中もブロックとこうどうの対応付けが分かりやすくて良いと思います!
また、プログラムを「ARモード」で実行することで、キョロちゃんを現実世界に登場させることもできますよ。
そして、プログラミングの結果、キョロちゃんが成長(各ステータスがアップ)していきます。
何度かプログラミングを繰り返していると、キョロちゃんが進化することも…!
3.おやつをあげよう
プログラミングを実行するとキョロちゃんの体力が減っていきます。体力がゼロになるとプログラミングが実行できなくなるので、おやつをあげて回復しましょう。
おやつをあげるには、ホーム画面から「おやつ」をタップして、チョコボールのパッケージを読み込ませます。
なお、体力は午前6時に全回復します。
まとめ
アプリの流れとしては、
こうどうをおぼえさせる
プログラミングを実行
おやつでかいふく
というサイクルをおこなうことでキョロちゃんが少しづつ成長していく感じになります。
進化は全部で20種類以上あり、レアなキョロちゃんに出会えるかもしれないとのことなので、興味のある方はコンプ目指して頑張ってみてください!(チョコの食べすぎに注意)
保護者の方へ
今回ご紹介した「キョログラミング」は、お子さまに人気のお菓子「チョコボール」を使ったプログラミング教材として、親子で楽しく取り組めるのではないかと思います。
上にも書いたとおり、プログラミングの前段階である「おぼえる」の難易度が比較的高いため、保護者の方の助けが必要になる場合もありますが、逆に言うと「どうやったらうまく認識してくれるのか」を試行錯誤しながら挑戦させる課題として捉えることもできます。
ちなみに、ただでさえ難しい粒の認識ですが、「いちご味」や「ソーダ味」では、さらに難易度が上がります(正直、私には無理ゲーすぎて諦めました…)公式では黒などの色の濃いお皿を推奨しているようですが、チョコボールの味に合ったお皿の色を発見したりするのも面白いかもしれませんね!
また、プログラミングの3大要素である「シーケンス処理」「ループ処理」「条件分岐」のうち、このアプリに含まれるのは「シーケンス処理」のみとなるので(ダンスモードには少しだけループ的な要素あり)、正直プログラミングの教材としては物足りなさはあるかもしれませんが、その分シンプルで分かりやすいので、小さなお子さんのプログラミング教材としては合っているのではないかと思われます。ループ処理や条件分岐に関しては今後のアップデートでの追加要素として期待したいと思います。
さいごに
キョログラミングの紹介動画をYouTubeにアップしてますので、もし宜しければこちらも合わせてご覧ください。
また、Keaton Laboの公式noteでは、プログラミング教育のための教材やツールを楽しく紹介していきたいと思いますので、今後とも応援のほどよろしくお願いします。
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