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「うっかり」の使用制限に関する考察
「ん?ここの数字、前回のファイルから直ってないようだけど。」
後輩のKとは、担当は違うがいくつかの情報ファイルを共有していて、
今日はたまたま数字の直し忘れを見つけたので指摘した。
「ああ、すいません。うっかりしてました。」
この男は「うっかり」という表現をよく使うので、
ここぞとばかりに(日頃の恨みを込めて)、
「君は何でも『うっかり』で済ませるが、
使っていい時とそうでない時があるん
右脳人間は年上を敬わない
後輩のK君とは、学年にして3年の差がある。
3年と言えば、学生時代なら大変な差である。
中高生なら同じ学校に在籍することさえできず、
大学生でもギリギリ顔を合わせるラインだ。
雲の上の存在と言ってもこの際差し支えない
(少なくとも私にとっては差し支えない)。
そう思うと、K君の日頃の態度に段々と腹が立ってきた。
今日こそは、年上を敬うということを覚えさせてやろう。
「というわけだから、今日か
右脳人間との闘い ~序章~
私は常に合理的に物事を処理する、左脳人間である。
そんな私の周りには不思議と、
粗野で、感覚的で、細かいことは何も考えていない右脳人間が多い。
彼らは、なぜか記憶力に優れている。
特に私の周りの右脳人間たちは、
普段何も考えていない分、記憶容量が余っているのか
細かいことを実によく覚えている。
先日も、とある料理の話題が出た際、その由来について薀蓄を語ったところ、
妻に「それは私が教えたもの