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カートは痩せるって本当?

答えはYESです!

身近にも100kgオーバーだった人が、レーシングカート始めて100kg以下になった人を知っています。

ただし、チマタには間違った情報が溢れているので補足しておく必要があります!

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■そもそも痩せるって?

この定義こそが、「怪しい短期間お手軽ダイエット」が存在する所以です。

 「痩せる=体重が軽くなる」

は間違いないですが、1、2日単位での増減は”水分量の変化”に過ぎない事が多いです。なので、正しくは1週間などもっと「長い期間での体組成の量の変化」として考えなくてはなりません。

結果としてダイエットの目的となるのは脂肪を燃やすことになるため、痩せるためには脂肪を燃やす

 エネルギー出納(すいとう)

が重要になってきます。
つまり、「何カロリー摂取して、何カロリー消費したか?」を日々積み重ねることが一般的に言われるダイエットとなります。

今回はスペース上、端折ったところもあるので、折を見てコチラのマガジンでご紹介したいと思います→「社会人のトレーニングと食事」

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運動時に必要となるエネルギー源である「グリコーゲン」は筋肉や肝臓に水分を含んだ状態で存在します。という事は、一時的に(急激に)このみずみずしい成分を”カッサカサ”な状態に持っていくと速攻でKg単位の変化が現れます。

という事は???

それ以上は各自勉強してください。


■カートに乗った日のカロリー消費

ということで、痩せるかの目安であるカロリー消費に注目すると、おおよそどれくらい痩せやすいのか?を知る目安になります。

私は皆さんにカートがどれだけハードかお伝えするために、レース後に意識的にカロリー消費量をご報告しています。

最近は便利なもので、活動量計に身長・体重等を入れて一日付けていれば、勝手に消費カロリーを計算してくれます。
↓丸一日中速いカートに乗った場合の消費カロリーです↓

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単位が書かれてませんが、キロカロリー(Kcal)となります。


 ・普通に生活するだけの消費カロリーが 1,603Kcal
 ・運動時に使ったカロリーが 2,763Kcal

という事になります。

おにぎりがおおよそ180 kcalと言われてますので、24個も食べなきゃいけないエネルギー量です。
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コンビニの「のり弁」がおよそ800Kcalと言われてますから、それでも5食食べてトントンです。


つまり、それだけハードな乗り物ですから、

 「トータルで見ると痩せる!!」

と言って良いでしょう。

ついでに心拍数も報告してます。心拍数はおよそ220-年齢が上限といわれ、下の図だと赤で表記される、ゾーン5というのはかなり辛い状況です。

あまり運動されない方に簡単に言うと「全力疾走した時の大変さ」です!激しい横Gに耐えて、息を止めたり、全力でカートにしがみついたりしている時の大変さが想像できるかと思います。

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■平均的な消費カロリー

上記はハードなトレーニングをした時の例ですが、そうでない日も3,000Kcalは平均的に消費しています。のり弁3.75食です(笑)

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ちなみに過去最大限に消費したのは、耐久レースでチームメンバーが負傷していつもの倍くらい走りまくった日で、なんと4534Kcalでした!!

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■広い視点でのお話

今回はカートに注目してお話を進めましたが、消費カロリーだけ見れば別のスポーツだって凄いものがたくさんあります。

有名所では自転車ロードレースは6000〜7000Kcalマラソンもしかり、水の抵抗のある水泳などもかなりの消費量です(距離に比例するので具体例は割愛)。

単純にダイエットだけ考えたら、他のスポーツもありますが、エンジンで動く乗り物に、丸1日楽しく乗ってたら、勝手に痩せてた!!っってのも良くないですか?


という事で、

レーシングカートはいいぞ!!

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