【MUP WEEK30 ~投資信託~】

こんばんは。
本日は投資信託についてご紹介致します。

今回は最後に大どんでん返しが待っているので、しっかりと最後までお読みいただければ幸いです！

前回は債権についてアウトプットしたので、先にそちらを目を通していただくことをお勧めします。

では、投資信託について見ていきましょう。

1.投資信託とは

様々な投資商材となる金融商品が世の中にあるが、顧客一人一人に小口で売っても売る方は中々儲かりません。なので、顧客から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ運用の専門家が日本や海外の株式や債権などの投資商材にリスク分散して運用し、その運用成果が顧客それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品です。

2.投資信託のメリット

大きく2つあります。

①安価な金額から始めることができる
②分散ができる為リスクを抑えられる

👉ポイント
原則投資は分散してやることが大事です。

リスク分散をするために小分けにすることはとても手間のかかる作業になります。
それをプロが運用してくれます。
これらがメリットとなります。

ここでもう1つ重要になるので、
AAスキル（アセットアロケーションスキル）
これは資産分配スキルのことです。
適材適所に投資を行えてるかということです。

3.投資信託の全体像

基本的には図のような流れになっております。

また、販売会社、運用会社、受託会社がそれぞれ破綻した場合はどうなってしまうのか？

お財布は別で管理するように義務付けられている為、販売・運用・受託会社が破綻しても資産は安全です。
（元本保証ではない）

4.投資信託のデメリット

◆元本保証なし
100万円→90万円になることも
◆手数料が取られる

1.販売手数料→銀行や証券会社
2.信託報酬→維持手数料(年利1%程度)
3.信託財産留保額→途中売却時の手数料

◆短期利益は低い
あの有名投資家ウォーレンバッフェットもこのように語っています。

喜んで１０年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、たった１０分間でも株を持とうなどと考えるべきですらない。

ここで気づいた方もいるかもしれません。
『投資信託って手数料ばかり取られるではないか』と、、
そうなんです。
実際販売会社を通さずとも購入することができます。

5.パッシブ運用・アクティブ運用

この2つの運用方法ではどちらがいいのか？
ここでまず日経平均についてご説明しておきます。

◆日経平均とは
一部上場企業の約1700社の225社の選抜メンバーの平均株価

以下の図をご覧ください。
パッシブ運用の場合、ベンチマークとなる指標があります。
(日経平均など)
これに沿って運用が行われていくようになっています。

どちらがいいのか？と聞かれた場合は、アクティブとパッシブであればパッシブ運用の方がいいです。

なぜならば、
アクティブがパッシブに負ける割合は世界で見たら90％以上が負けています。
だから頑張る奴が頑張らないやつに負けるんです。

手間と頑張るって何？

パッシブ運用・・・指数に合わせるだけだから手数料が安い0.5％
アクティブ運用・・・手間かけて頑張るから手数料が高い2％

100万を10年で見ると
パッシブ＝5万円
アクティブ＝20万円

このぐらい差が出てきます。

6.投資信託の利益

投資信託において得られる利益は3つあります。

◆キャピタルゲイン↔︎キャピタルロス

👉株式や債券など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のこと

◆インカムゲイン単利

👉単利は利息が元本から計算されるため一定額ずつ増えていきます。

◆インカムゲイン複利

👉複利は元本の利息の合計に対して利息が計算されます。
そのため時間が経てばたつほど利益がでる仕組みとなるのです。

ここまでの話を聞いていただくと、
投資信託はプロが運用し、リスクを分散してくれますと思いましたよね？

ですがこれは嘘です！

投資信託は信じるべきではありません。

え、いきなりなんで？と思うかもしれませんが、
投資信託は基本的に手数料ビジネスとなっているからです。

手数料だけで減る確率が高いからです！！

7.投資ファンドは日本では儲からない

以下の数値は金融庁から出ているデータです。
規模の大きい投資信託の日米比較

日本　
規模：小　1.1兆円　
販売手数料：3.2%
信託報酬(年率)：1.53%
収益率過去10年平均：▲0.11%
米国　
規模：大 　22.6兆円
販売手数料：0.59%
信託報酬(年率)：0.28%
収益率過去10年平均：5.2%

このように見ていただくと日本では儲からないということが分かりますよね。
手数料や信託報酬が日本は高いです。

仮に日本とアメリカで100万円を投資した場合、1年後の数字を表したものとなります。

100万円　　　　　日本　　　　　　アメリカ
販売手数料　　　-32,000円　　　　5,900円
収益率　　　　　-1,064円                  51,693円
信託報酬　　　　-14,794円　　　　2,928円
100万円　　　　   952,141円              1,042,865円

投資は買う場所によって大きな差が出てきます。

8.ヘッジファンドと投資信託の違い

◆ヘッジファンド
残高手数料　2%
成功報酬　20%
◆投資信託
販売手数料　0-3%
信託報酬　3%
信託財産留保　0.3%

ヘッジファンドは成功報酬で儲かる仕組みになっている為、儲かるように親身になり試行錯誤をしてくれます。

投資信託は成功してもしなくても手数料で儲かる仕組みになっている為,頑張ろうとはしません。

◆ヘッジファンドのメリット
・情報量
最先端の情報を得て運用を行う為、情報を取りに行ってくれます。
・作業量
いろいろなところにリスク分散を行う為たくさんの工数がかかる

以上が投資信託についてでした。

かなり情報量が多かったと思いますが、是非インプットしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Ke1ta