電気街ビル

深圳・香港の旅③〜元工場地帯と電気街の話〜


こんにちは!あいでんです。

今回から旅は2日目に入ります。
4日間の中で1番歩いたのがこの2日目。十数キロは歩いたような記憶。

その分、得れるものも多い1日でした。
(前回の内容はコチラ:深圳・香港の旅②~深圳の夜での話~


それでは、、、いってみよっ!




深圳の街をぶらり旅

ホテルで朝食を済ませてから9時に出発。

地下鉄で深圳湾公園に向かいました。

深圳で大きな発展を遂げたDJI社。ここにはそのシンボルといっても過言ではないドローンの展示場がある。

コチラがその建物。思ったよりもデカかった。


小さいモノから農業用のめちゃくちゃデカいドローンまでありました。

時間帯によっては実際に動かすデモンストレーションがあるらしいのですが、今回は時間が合わなかったので見ることができず。

展示物だけ見て次の目的地に向かいます。



といっても次に向かったのは近くにあったショッピングセンター的なところ。

臭いのきついドリアや日本産のお菓子、日本とは少し風変わりなパンやケーキ等がありました。

甘いもの好きの私的には食べてみたかったのですが、時間もなかったので断念。

色の癖がかなり強い、でもおいしそう


その後も店の中をうろうろ。見覚えのあるアパレルショップや洋服店も見かけました。

TESLAの展示場に行って乗るだけ乗ってみたり。


因みになんですが、深圳は(中国全体かも)電気自動車がほとんどで、ガソリン車の方が少ないくらいです。

バスやタクシーなんかはすべて電気自動車でした。

なので近づいてこられてもまったく気づかないということもありました。クラクションをこれでもかというくらい鳴らすのですが(笑)。



そしてバスと徒歩で次の目的地へ。

OCT LOFTと呼ばれるエリアに向かいました。

この場所は元々工場地帯だったのですが、工場が郊外へ移転したことにより衣替えしたらしい。

以前が工場地帯だったことを感じさせないくらいの変わりよう。


今はカフェや本屋さん、雑貨屋さんのようなものが入っており、ショップタウンに近い場所になっている。

また、ガラス張りのスタートアップビルもあった。(オフィス兼店舗でもあるようだ)

これは本屋の写真。ここではレコードも売っていてオシャレな空間でした。


後から知ることになるのだが、ここにある店の中に深圳大学の学生が経営している店もあるのだとか。

シンプルな店があるかと思えば、その周りには壁アートがされていたり、よくわからない変なオブジェがあったり。

少し異様な空間というか、面白い空間だなと思いました。


それにしても工場地帯がここまでの変わりよう。

さすがイノベーションの街。恐るべし。




待ちに待った電気街

一通り見て回ったら次の目的地へ向かうべく地下鉄に乗る。

いよいよ華強北へ参戦。ここには有名な電気街があります。

ここから先が電気街。店の電気の色がチカチカするくらい強かった。


この写真では伝わりませんが、改めて建物の大きさに驚愕しました。めちゃくちゃデカい。

しかもいろんな店が敷き詰められるようにありました。

腹ごしらえを近くで済ませてからこの電気街を散策。



この電気街がめちゃくちゃおもしろい。

SEG Plazaという建物がこの電気街にはあるのですが、その建物は階によってさまざまな製品や部品が置いてあります。


例えばLED関係の製品ばかりを取り揃えている階や何に使うかもわからないくらい小さな部品を取り揃えている階など、まさに異様な電気街。

ここでは業用向けに数百~数千単位で物が売り買いされている。

規模のデカさにただただ呆然としていました。

充電コードなんかがいっぱい


こんな感じに小さな部品もいっぱいあります


ここで買いそろえた部品を基にプロトタイプをつくったりしている。

小さな部品は携帯などをばらして集めている。携帯の部品は小さく高性能のためドローンなどに非常に役立つらしい。

高性能な部品を安く仕入れ、新製品の開発に役立てる。



まさに深圳で起こるイノベーションの礎とも呼べる場所である。



またこの場所はあくまでも問屋であり、物流の中間ということらしい。

実際には深圳独自のサイトで売買は行われるようで、それもあってか店員さんがみんなラフ。

飲食しながら、携帯やパソコン触りながらといった感じ(笑)。

ありとあらゆるところが中国クオリティー。さすがの一言です。

これがそのビル。スゴイしか言葉が出ないくらいすごい街でした。


因みにこのビルで友人がドローンを買いました。

約2,000円ほどでカメラ付きの小型ドローンです。

実際に私も使わせてもらったのですが、普通に性能が良い。しかも意外におもしろい。


この電気街ではドローンを売っている人たちがひたすらドローンを飛ばして遊んでいます。

また、ロールピアノやドラムを売っている店ではひたすら演奏をしていたり。

これがなかなかうまい(笑)。やることなさ過ぎてやり続けた結果、ここまでうまくなったかと思うと少し微笑ましい。

ほかにも怪しいおじさんが携帯電話を売りにきたり。



モノづくりの中心はこの街だと言っても過言ではないくらいのスケールのデカさを感じました。

兎にも角にも電気街の名にふさわしい圧倒的な街でした。

また余談ですが、面白そうなものにすぐに手を出すこの街は、みんなが手を出しすぎるため逆にそればかりになり、入れ替わり立ち代わりが激しいのだそう。


スピード感、スケール感どちらをとっても世界最高峰。


もはや日本など敵ではなくすでに置いていかれているということをこの場所でさらに実感しました。



ということで今回はこのあたりで終わりにします。

それでは、また次回!



続きはコチラ:深圳・香港の旅④~ドローンの話~

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あいでん
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