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マネージャーというポジション

ずっとずーと、昔。私はマネージャーになりたいと思っていました。
なぜかと言うと、仕事を認められている証だと思っていたからです。
自分の仕事が評価される=出世する と言う構図だったから。
当時営業だった私はとにかく売上達成のために、自分ができる事は何かを考え精一杯がんばりました。

純粋というか単純というか、社会をよくわかっていなかったのですね。
売り上げを上げれられる営業になったからと言って必ず出世するわけではないことも知らずに仕事をしていました。

ある日、上司が異動になることに。そうなると、新しいマネージャー着任・・・
あれ、次、私かな???なんて思って発表の日を迎えました。

結果は、別の人がマネージャーとなりました。

なんで私はダメだったのだろう?そう思い考えました。
その人は売り上げは普通ですが、業務の事、会社の事を理解していて
周りも見れている人でした。そっか、売上が良いからお客様から評価されているからマネージャーになれる訳でないのか・・・・と当たり前なのですが、初めて知りました。

今、考えてもとても恥ずかしい話なのですが、自分の仕事だけでなく全体を見通し
チームをまとめていける人、上司がこの人にチームを預けてみようと思える人が
マネージャーになるのです。

その時に、自分はダメなんだと思わずに足りないことを補えばいいのだ!
と思った自分も誉めてあげたいです。自己肯定感下げなくてよかった。ホッ

そこから私は、もっと愛情を持ってチームメンバーと接しようと思いました。
自分が売上を稼ぐ事はもちろん、マネージャーになって何ができるのかを
考えて仕事をするようになりました。

会社や人からの評価は欲しいですが、何をしたいのかを考えていないとマネージャーになっても何も成し遂げられず、マネージャーになったという自己満足で終わってしまいます。それに気づけてよかったです。

あの時、マネージャーにならなくてよかった。
なっていたら、勘違い野郎になっていたはずです。笑


そして、
それから数年後に、私はマネージャーになるのです。

それは次回に!