「君たちはどう過ごすか ~俺たちのアニメ大作戦~」
いよいよ年末年始です。年末のソワソワ感と年始のまったり感の落差が自分はここらへんの時期が1番好きです。
そして忘れていけないのは2023年の振り返りです。今年は個人的には皆さまのおかげで濃密な1年でした。あれは今年だったよね~的な回顧にふけてしまいますね。WBC優勝が2023年の出来事なのはまだ信じられません。韓国代表にマウンドに国旗立てられた記憶が邪魔しています。
不要不急な自分語りはここまでにして、本題に移りたいと思います。年末年始はいい事づくめのように思えますが、非日常が故にこんなエラーが起きてしまいます。。。それは、、、、やることがないんです。。。
芸能人みたく年末年始にハワイに行くような人以外でビチビチに予定を詰めている人はこの銀河系にいません。そんな真理に世間が薄々気付きだしたタイミングで我がアナザースカイであるNetflixがぶっこんでました。
意外にやることがなく、毎年がっちがちの番組で固められてテレビにややマンネリ気味なあなた。いや、そうなりそうなあなた。そんなあなたのラッキーアイテムはサブスクです。これは確実です。
今回は持て余してしまいそうなあなたに向けて2023年の振り返りも兼ねて
年末年始にオススメアニメ5選を紹介したいと思います‼‼
第5位 バチバチのバトルと友情物語が見たいあなたへ
ドンパチしながらアツい人間ドラマを見たいあなたにはこちら。色物な作品に見えてストーリーはめちゃくちゃに王道。こりゃジャンプに連載されるよねって納得すると思います。主人公の画眉丸はめちゃく強設定にされているので、ジャンプでよくある大して強くもないのに口だけは一丁前な不快感が一切ないのも快適。むしろ強すぎるが故の苦悩がにじみでてきて画眉丸が徐々に人間っぽくみえてきて知らない間にアニメに引き込まれていく。2024年に続編が決定しているのでこの年末年始にオススメです。
「地獄楽」はNetflixとAmazon prime videoで配信されています。
第4位 骨太なミステリーを観たいあなたへ
ミステリーを楽しみたいあなたはこちら。首から下のない探偵・輪堂鴉夜、半人半鬼の真打津軽、メイドの馳井静句のバランスが良くてノイズなく見進められます。細かいところに散りばめられてる伏線にあっと言わされること間違いなし。シャーロックホームズ、人狼などの一度は聞いたことがある存在が登場するので疎外感感じずに見ていくかと思います。個人的には輪堂鴉夜の自虐ネタのキレ味が半端ないのが個人的に注目です。
「アンデッドガール・マーダーファルス」は表のすべてのサイトから配信されてます
第3位 思い出したくないであろう過去を少しだけ触りたいあなたへ
こっからは本気で刺さってしまったやつです。第3位は僕の心のヤバイやつ。まじでこれはヤバイ。タイトルのヤバイってそういうことかって納得。まじで悶え死ぬという言葉がふさわしいド直球青春ラブストーリー。エンタメによくある完全無欠なイケメンはいない。物語を紡ぐのはただただ等身大の引っ込み思案な中学生の市川。そんな市川だからこそ、周りから見るとほんの些細な変化でもものすごく心が揺さぶられて最後には”尊死”してしまうまごうことない激ヤバなアニメです。年明けの1月から2期放送です。この年末年始にこれを見たあなたは少しだけワクワクする冬になること間違いなし。
「僕の心のヤバイやつ」はPrime videoの独占配信となっています。
第2位 とんでもねえ変態に出会いたいあなたへ
2023年最大の問題作にして傑作。とんでもねえ変態が日本に眠っている。そんな事実を感じさせてくれる。大変態アニメ。観てるだけで日本の刑法の何かに抵触するんじゃないのかと感じさせてくれます。深夜のカップラーメンですら可愛く見えるような有罪な味。とんでもないアニメです。ただただ罪なだけじゃなく徹底的に磨き上げられたクオリティに感服。これはまるで銀座久兵衛の板前にチャーハンを作らせるような無駄な贅沢。このアニメのパステルな雰囲気には似つかわぬガッチガチのワードの強さも見逃せない。さらに、こんな設定の中でもリアリティライン、中毒性が高すぎるOP,EDであなたはこのアニメは”あり”になること間違いなし。
「お兄ちゃんはおしまい!」はPrime video、Dアニメストア、U-NEXTで配信されています。
~番外編~
さあ、いよいよの1位!その前にランクイン確実?な完成度ですが未完結のため惜しくもランクイン出来なかった3作品をここで紹介
ミステリーと歯がゆいラブロマンスを楽しみたいあなたへ
オススメで見たことがある人も多いかもしれません。主人公の猫猫(マオマオ)が最高。俗なイケメンになびかずマッドサイエンティスト全開なキャラは今までにありそうでなかったタイプで新鮮。そんな猫猫にやきもきする壬氏を見てると男は手に入らないものを追い求めちゃうよねという新宿2丁目のオネエみたいな感想を抱かざるを得ない。肝心なミステリーは物語の世界観が現代な要素が上手く混ざっており疎外感を感じずに進められるでオススメ。
「薬屋のひとりごと」はすべてのサブスクで配信されています。
考えずに感じたいあなたへ
序盤は良かった。いや、あの時点で良くないのか。。。?自分の価値観がグチャグチャになるアニメです。味は激重。アニメ界のラーメン二郎。ハーレムの食券を買ってアニメの神様に”ジョシマシマシパイオツマシマシジョウシキスクナメ”で注文したとかどうとか。ギリギリのところで見れる作品になってるバランスは制作陣の技術の高さが垣間見える。こんな感じで書きましたがちゃんとおもしろいです。部屋の電気を明るくしてから世間の常識をベランダへ放り出してから視聴しましょう。考えちゃダメです。感じるんです。そうすれば見えてきます。女の子は200種類あるんです。
「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」は表の中ではDアニメストアのみの配信となっています。
今までの人生を讃えたいあなたへ
まずは端的に言います。めちゃくちゃおもろいです。人類全員が見るべきアニメです。過去と現在の2つの時間軸をエルフのフリーレンが媒介することで視聴者たちに新たな気づきをもたらしてくれます。センスをなぶり捨てた言い方をすると説教臭くない自己啓発で、教えが自分の横に静かに鎮座する感覚が近いでしょうか?これを見たあなたは壮大なる自分自身の人生を讃え、他者との交流の連なりで作られていく人間文明に親近感が湧くかもしれません。金曜日の夜に配信されるので年末年始に見たあなたは1月以降の土曜日に楽しみが少し増えるかもしれません。
「葬送のフリーレン」は全てのサイトで配信されています。
第1位 結局No.1が見たいあなたへ
2023年の覇権はこれです。周囲の激高な期待値を場外ホームランで応えました。これはアニメ界の大谷翔平。タイトルだけでオタクが出てくるキモいアニメという先入観を持った人に何回ニヤついたことでしょうか。まずは集中して90分の1話目をみたらもう大丈夫です。知らぬ間に迷子の子供のように続編を探し回る大人が出来上がります。平成では作り出せなかった令和が作り出した傑作だと思います。やっと文化が年号に追いついた象徴的な作品なのかもしれません。そんな知識人ぶった所感はおいといてめちゃくちゃおもろいです。まじで今年1番です。傑作をレビューする時の「いやどこから切っても褒める事しかできないんだが(半ギレ,早口,息継ぎなし)」状態になってるので細かい感想は過去記事読んで下さい。ネタバレマシマシなんで注意だけしてください。悔しいけど今年のNo.1は間違いなくこの作品でしょう。
「推しの子」はすべてのサイトで配信されています。
最後まで読んでくれた賢明な読者へ
これを読んでくれたということはおそらく全てを読んだということでしょう。置き手紙式のつかみでスタートしましたが、まずは読んでくれてありがとうございました。ここまでたどり着いた中に「△△が見たいけどサブスクが□□しか入っていない。。。」という人のために無料体験がある配信サイトのURLを添付しておきます。
今までアニメを見た機会が少ない人がいるかもしれません。そういう人から「あまりアニメは得意じゃない」というニュアンスの発言を多く聞いてきました。実際にそういう人もいるのは事実だと思います。けれども、決してそんなことがない人もいるしなんなら後者の方が多い印象です。自分はそういう人達に関してはこう考えています。
「結局はまだ出会ってないだけ」
難しそうに聞こえますが、出会うのは未知に飛び込む勇気さえあれば簡単です。こんな時だからこそ出会ってみませんか?もし出会えたら2024年はいつもより少しより”彩り”がもたられるかもしれません。ジークジオン
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