夏油見せ五条.....?
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あけましておめでとうございます。2024年です。何歳になっても年が明けると晴れやかな気持ちになります。そんな気持ちで乗る新幹線、そこで見るアニメ。相変わらずのクソみたいな車内Wi-Fi。やっぱり格別ですね。新幹線Wi-Fi税みたいなのが作られたら賛成してしまいそうな勢いです。今回はそんなめでたい年明けにふさわしい作品です。年末のバタバタで見そびれてたのをここで拾えました。閉門させてきちゃいました。
感想
まずは呪術廻戦を端的に言うと「おもしろい」につきると思います。ただただ面白いんですよね。そんで何が面白いって聞かれたら自分は答えに窮します。それが良いんです。単語レベルでは聞いたことある言葉にして、文章の繋がりをひっちゃかめっちゃかにすることでわかりそうでわからないぐらいにするのが上手い。それと対立軸がはっきりしてるおかげでなんかわからんけどおもしろいことが起きてると思える。例えるなら大人数の飲み会で隣の卓の話がおもしろいぐらいの距離感。って思ってたら年末のさや香の「見せ算」で完全に繋がりました。呪術廻戦って「見せ算」のおもしろさの質に似てると思います。夏油見せ五条は?答えはパンダです。
バトル系作品の大原則である。ちゃんと死ぬ、悪役がバチくそに強い、しっかりとした絶望。この3つをしっかりと守ってるのも良い。変な料理作ってるのに隠し味は味の素ぐらいの安心感があります。まじで死ぬんですよね、七海、釘崎はまじで声出ました。いや、マジかよ。聞いてないという訳の分からないことを言い出すぐらいにはかき乱されました。しっかりとした絶望はいくらあってもいいです。ミルクボーイみたいなことをいいましたが絶望のサイズがXXL、夏油傑でも3回ぐらいに分けて飲み込みレベルです。作中で笑っちゃうぐらい最強な五条悟を封印する展開はまじで閃いたときは笑いがとまらなかったと思います。そして虎杖悠仁。宿儺にのっとられてる間にあそこまで渋谷をひっちゃかめっちゃかにされるのはマジでかわいそう。あなたは飲み会で飲みすぎて記憶飛ばしてる間に街1つを吹き飛ばしてたらどうします?やばいでしょ。ほんで目覚めたら目の前でがっつりと顔見知りが殺されるってのも訳が分からない。自分やったらなんかわからんけど二日酔いの頭痛いムーヴしながらしじみ汁を探し求めると思います。
ほんで最後に乙骨君が出てきてぶち上げ。あんな純粋無垢だったのに再登場の時は月残業が100時間超えそうなシステムエンジニアみたいな顔になってました。就活を失敗してしまったのでしょうか?不安です。殺すのは虎杖悠仁ではなく上司の方が良いかと感じます。
続編も決定し、24年中の原作の完結がまことしやかに囁かれてる当作品。当分は盛り上がるコンテンツであり続けてくれるでしょう。皆でまだまだ呪い合いましょう