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少年時代における父親に対しての複雑な感情

私は10代の頃、父親に対して愛憎入り混じった複雑な感情を抱いていました。
私は、ありのままの自分を父親に受容してもらいたかったんだと思います。私の父は受容しているつもりだったのかも知れませんが、幼い私にはそれが分かりませんでした。学校で良い成績を収めない限り父親には認められないと考えていました。

思春期の頃の私は、良い成績を取って父に認められたいという気持ちもありつつ、勉強なんかやってられるかと半ば自暴自棄な気持ちが強くなり、勉強しなくなって成績が悪くなりました。

私は学校で運動ができなくて苦しい思いをしたり、いじめられたりした時期が長かったので学校生活は楽しくありませんでした。
とりわけ辛かったのは小学校低学年と中1-2です。

また、小5-6の頃は暴力教師が君臨していてその教師による支配が恐怖でした。

そういう時期こそ成績の良し悪しより私の沈んだ気持ちに寄り添って欲しかったんだろうと思います。
父は父なりに理解し、寄り添おうとしていたつもりだったのかも知れませんが、幼い私には全くそれが感じられず父に対しての反発心を強めるだけでした。

このような父に対しての複雑な感情が、今に至るまで私の性格や行動特性に大きな影響を与えていそうだなと思います。

あの頃、苦しかったね。辛かったね。
でももうあれは遠い昔。

あなたはもうとっくの昔に自分の人生を歩んでいるのだから、いつまでも「私に失望した父親を見返してやる」的な歪んだ考えに縛られないで!
と自分に言いたいです。

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