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【書評】「天才を殺す凡人」著者:北野唯我
ビジネス書ですが、内容は小説のようなストーリー形式でサクサク読めます。
主人公は『凡人』、勤務してる会社のCEOが『天才』、CFOが『秀才』です。
まずそれぞれの特性が説明されます。
天才:創造性が強み。世界を重視する。
秀才:再現性が強み。知識・善悪を重視する。
凡人:共感性が強み。人との繋がりを重視する。
天才と凡人は価値の軸が違い、分かり合えない。
圧倒的に凡人の数が多いので、多数決で天才を殺す。
天才・イノベーションは既存のKPIで測れない。
だからKPIを重視する大企業でイノベーションは生まれない。
創造性は世間の反発で測れる、と書かれてます。
破壊的イノベーションは浅い反発8 対 深い支持2。
凡人が成功するためには、
①自分の才能を理解し活用する。
②タイプが違う人の才能を活用する。
③社会で活かすための最適ツールを見つける。
天才と秀才を動かす質問は
『あなたならどうしますか?』
凡人は極めれば、共感の神=根回しの達人になれる。
小学生が使える言葉で自分の気持ちを白状すれば、凡人でも人の心を動かせる!
誰しも、天才・秀才・凡人を併せ持っている。
人によってそれぞれの比率が違うだけ。
【レビュー】
評価:⭐️4つ(新しい発見がある)
主人公を導くのは、渋谷のハチ公です笑。
凡人が生きていくにはどうすればいいか、のバイブルですねー。
『あなたならどうしますか?』は使っていこうと思いました。
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