1200時間 100日
4月から半年間の育休に入ります。
毎日の仕事に費やす時間を12時間とすると
1200時間
家族と過ごす時間に充てられる。
子どもが起きている時間を12時間とすると
100日分
子どもとの時間を過ごせる。
ざっくりとした計算ですが、
こんな素晴らしい権利がある。
とすると、使わない手はないと僕は思う。
けれど、僕の代わりの教員はいない。
1人少ない教員数で学校は動くことになる。
なんとかするから。大丈夫。
ゆっくりお子さんと過ごしてね。
管理職からの優しい言葉
私はすごく大切なことだと思う。いいことだよ。
先輩からの言葉
こんな言葉をかけてもらえなかったら、罪悪感でいっぱいになりそうな現実。
これは働く人、誰もが持っている権利。
我が子が大人になった時
お子さん産まれるの?おめでとう!
1年ゆっくりお子さんと過ごしてね。
という会話が当たり前になることを願ってる。
家族との時間を1番大切にすること。
それは、とても当たり前のことなのに
日本では少し難しいこと。
亭主元気で留守がいい
なんていう家庭があっても、もちろんいい。
けれど、教育に携わっていると
毎日仕事をして給料で家族を養うことと
毎日一緒に本を読んだり遊んだりすることは
少し違うことなんだとわかった。
それは、子どもにとっても、親にとっても。
共働きで忙しい家庭がある。
片親で忙しい家庭がある。
仕事に一生懸命にならないと現実を乗り越えていけない。そんな中、なんとか時間を作るために
すぐにできる離乳食の缶がある
それも誰かの優しさから生まれたのだけど
それは、
うまく炊き上がらなかったおかゆ
目を凝らして骨をきれい取り除いた白身魚
に含まれる優しさとは少し違う。
子育てに大切な余裕を何かが奪っている。
その何かについて知りたいから。
僕は、不器用な優しさで手を触れながら、少しでも長い時間を子どもと過ごす。
周りの皆さんの力を借りて、
育休というかけがえのない時間をもらい、
その大切さを実感する。
働いてくれている人たちがいるから、
僕らは今日も安心して暮らしていける。
本当にありがとうございます。
みなさん、どうかお身体に気をつけて、
そして、自分のことを何より大切に思い、
無理をしすぎないように働いてください。