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みんな不適応

学校における不適応。
発達障害や学力不振、不登校などなど・・・

様々な背景がありながらも、
学校では不適応な子を適応させるための力が働く。
そして、適応するまで引っ張り、引っ張りきれないと手放すこともある。

学校で社会通例的な集団意識を育てることが必要ない、と言うつもりはもちろんない。
実際、必要な子どもたちだって多くいるだろう。

ただ、それ以上に失うものが大きければ意味がない。

発達障害、不登校、学力不振様々なレッテルを貼られる子どもたちはどのような気持ちなのだろうか。

私の尊敬する、児童精神科医の先生は
あるADHDの子どもを見るとね、いい営業職になるだろうなって思うんだよね。と言います。

つまり、不適応の中に隠れる個性がある。

これを私は強く発信していきたいと思っている。

不適応というレッテルの中には拾い損ねる可能性、個性が隠れている。


そして、もっと言えば私たちは皆不適応を持っている。

既存のルールをうまく守れない私もその典型だ。
ただ、私はルールを疑い、創り出すことができる。

強みと弱みは常に表裏一体だ。

私にしかできないことがある。
それと同じように、それぞれの子どもたちはその子にしかできないことを持って生まれてきている。

そのことを明らかに感じながら、私たちは不適応行動を示す子ども達と接する必要があるんじゃないか。

つまり個性とは、生まれながらにして持った
ある種不適応であるとも言えないだろうか。

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