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栄養を学ぼう③:その疲れは食生活に原因がある

こんにちは!

本日は、疲れと食生活というテーマで書いていきたいと思います。

前回までの記事では、低血糖について書いていました。
内容的には、本日も低血糖に関係はしているのですが、もう少し『疲れ』という部分をピックアップしていこうと思っています。

というのも

疲れってみなさんが抱えている問題だと思います!
まさか、これまで一度も疲れを感じたことがない!って人はいません。
(もし、いたらDMください。話聞きたいです。)

子供であろうと大人であろうと生きているうちに何度も疲れを感じて、”やるべきことができない”、”行動したくても疲れて行動できない”ってことを経験したことがあると思います。

その度に「自分は弱い人間だ」とか「メンタルが弱い」って自分で思ったり、ひどい場合は他人から言われてきたことでしょう。

本日は、そんな常にみなさんを悩ませている『疲れ』についてピックアップすることで、少しでも救われる人がいればいいな!という思いで書いていきたいと思います!

何かの参考になれれば嬉しいです!

疲れとは何か

疲れたな〜ってみなさんよく口にしますよね!
本日のテーマが疲れと食生活になるので、最初に疲れとは一体なんなのか?について定義づけだけしておきましょう。

【疲労とは】
過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である。

日本疲労学会:疲労とは?疲労の原因と回復方法

疲労については、以上のように定義づけられています。

要は、肉体や脳からの『これ以上やめてくれ!』というSOSですね。

なので、以下のような症状が現れます。

  • 思考能力の低下

  • 刺激に対する反応の低下

  • 注意力の低下、注意散漫

  • 動作緩慢

  • 行動量の低下

  • 眼のかすみ頭痛、肩こり、腰痛

疲れを感じているという状態は、肉体や脳が限界を感じている状態にある可能性が高いためにこのような症状が現れます。

その状態でいくら頑張ってもSOSを出している状態なので、頑張れませんし、どんどん悪化していきますね。

ただ、ここでポイントになってくるのが、
疲れとは『肉体や脳が限界を感じている』と先ほど定義されていますが、本当に限界がきている「疲れ」なのか、体内でエネルギーを生み出せないことを「疲れ」と感じているのか。

両者は、自分が思ったように活動できない。
という点では一緒ですが、根本は全然同じではありません。

ストレスが引き金になる

私たち人間は社会で生活していくために日々多くの活動をしています。
子供であれば、学校や習い事など
大人であれば、会社や会食など

多くの人は、自分1人だけではなく誰かと交流しながら生活をしているので、自分のペースではなく相手に合わせていることで疲弊していくから、疲れが溜まっていく。

というのは、なんとなくみなさん想像できると思います。
要は、ストレスですね!

ストレスが原因だから!というのは今回のメインテーマではないので省きますが、ストレスによって食生活に影響を及ばすことが、慢性的な疲れにつながっていくということは頭に入れておいてほしいことになります!


食生活の乱れが慢性的な疲れになる

ここからが、本日の本題になります。

上の図をパッと見て、右と左どちらが健康的な食事だと思いますか?
深く理由がわからないけど、なんとなく左の方が良さそうって思ったでしょう。

ここで理想的な食事とは何か!について言及することはしませんが、左の方がバランスが良くていい感じの食事だよね!というのは間違いありません!

ここからは、左が健康的な食事、右が乱れた食事として進めていきます。

では、右の食事の何が良くないのでしょうか?

  • 野菜がない?

  • コンビニ食だから?

  • 脂っこいものばかりだから?

  • カップ麺は良くないから?

などなどたくさんの事が思い当たりどれも正解だと思います。

なぜ良くないのか?
これらを一つにまとめると

栄養が偏りすぎていて必要な栄養素を補えないから』

このようになると思っています。

※最終的に低血糖や副腎疲労につながるのでですが、このことは前回までの記事に書いていますのでそちらを読んでいただけたらと思います!

例えば、このような上記の食事だとビタミンミネラルがかなり不足しています。

ビタミン、ミネラルとは『体の健康を維持、調整するための働きをする』重要な栄養素になります!

  • ビタミン
    →ビタミンA、D、K、E、B1、B2、B3(ナイアシン)、
     B5(パントテン酸)、B6、B9(葉酸)、B12、ビタミンC

  • ミネラル
    →カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン

これらの栄養素は上記右の図には少なく、必要量を補う事ができないため乱れた食事ということになります。

そして、これらの栄養素が不足することで『慢性的な疲れ』へと発展してしまいます。

先ほども書きましたが、
ビタミンとミネラルの最大の役割は『体の健康を維持、調整するための働きをする』です。

主に、興奮系・抑制系・調整系と呼ばれるホルモンを作る過程において重要になります!

なので、そもそもビタミンやミネラルが体内で不足状態になると、3つの系統のホルモンを作ることができないので体は元気に活発に活動することができなくなります。

低血糖
血糖の急上昇と急降下によって副腎がこれ以上ホルモンを出せません
という状態になることで疲労感につながります。

ビタミンとミネラル不足
そもそも必要なホルモンを作れないから
『動けない=疲労感に似た症状』につながります。

このようになります!
※かなり省いていますのでさらに知りたい方は自分で調べてみてください!


何をしたらいいのか?

栄養療法の世界では、どんなにいいものを摂取するかよりも何を抜くかが重要だと言われています!

なので
ステップ1としてできることとしては

  • ファストフードを食べる頻度を減らす(週1回→月1回など)

  • 毎日コンビニ弁当をやめる(定食を食べるなどにシフトする)

この2つをまずやっていただきことがいいのではないかと思います!

毎日コンビニ弁当やファストフード食べている人が、ビタミンやミネラルのサプリで補おうとしても悪いものが体内に入りすぎていると効果を発揮することもできないので、まずは抜くことからやってみましょう!

ステップ2、ステップ3に関しては、また後日出していきたいと思います!


まとめ

  • 疲労とは、過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた
    独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である。

  • ストレスが引き金になる

  • 乱れた食事とは、必要な栄養素を補うことができない食事のこと
    (ファストフードやコンビニ弁当などなど)

  • ビタミンやミネラルの不足は、そもそも体に必要なホルモンを作る事ができなくなってしまうために『疲労に似た症状が起きる』

  • どんな良いものを摂取するか < 何を抜くか


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!


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