大腸内視鏡の腸管洗浄剤が苦手な人の救世主!
ある日、お尻に違和感があってトイレに行くと、出血していた。しかも鮮血。
鮮血ってヤバい感すごいですよね。鮮血じゃない出血もヤバいけど。
私は痔主なんです。不労所得チャリンチャリンの地主ではなくて痔主。ちなみにイボの方。
そこからの出血かなあと思ったけど念のために受診したら、「skin tag、つまり見張りイボですね」と言われた。
skin tag は、なんか響きがシュッとしてカッコいいのに、見張りイボって急にダサくて人に言いたくなくなるのはなんでだろ?
切れ痔を繰り返して皮膚がイボ状になったものだそうで、いぼ痔ではなかった。
キレてたんだ、私。
一応念のために大腸内視鏡されることをおすすめします、と言われたのですることになった。
大腸内視鏡。
4年ぶり2回目。
甲子園かい。
嫌な記憶が蘇る。
実は、前回の検査の時(今回とは違うクリニック)、あの洗浄剤をどうしても飲みきれなかったのだ。
2リットルという量なんて喉も乾いてないのになかなか飲めませんよね?しかも、不味いし。
途中から気持ち悪くて真っ青になり、吐きながら飲んでました。これなんか違うんじゃないかと思いながら。それはそれは上から下から大変な有様でございました。
結局最後まで飲みきれなかった。でも予約の時間が来たので仕方なく病院に行ったら、看護師さんに怒られた挙句、浣腸された。
しかし!
今回のクリニックは、洗浄剤を飲まなくてもいいのだ。
正確に言うと、飲むのではなく鼻からチューブを入れて、直接洗浄剤を胃に2時間かけて注入する。
つまり、あの不味い洗浄剤を飲むという行為をしなくても良いのだ。
テレビ、無料wifi、トイレ完備の綺麗な個室でリラクシングチェアにゆったりと腰掛けて、スマホをポチポチやりながら、鼻チューブで洗浄剤を注入。
これ考えた人誰ですか?ノーベル賞あげてください。
優雅に注入も済み、腸内もきれいになったところで、鎮静もかけて寝てる間に検査も終わりました。
検査結果は、大腸憩室は何個かあったもののポリープは無く、問題無し。
医療の発達した現代に生きててよかった。
ホリエモンも言ってたけど、大腸がんは早期発見で防げるものなので、みんな検査に行こう!
鼻チューブ注入と鎮静剤の2刀流で完全無欠です。
ちなみに、夫が以前やった時は、ゴクゴク飲めてなんの問題もなかったそうだ。味に鈍感なのもたまには有利に働くこともあるんだなと思いました。
おしまい。
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