起承転結はもう古かった!【戦略的ビジネス文章術】野上英文
どんなにいい内容でも読まれなければ、はじまらない。せっかく目にとまっても、途中で離脱されれば台無しです。
それを回避するためのプロフェッショナルな技術がかかれています。
keyは「見出し」と「結論ファースト」
「見出し」の作り方ルール3つ
①一体何の話題か?
②最も大事なニュースは?
③パッと見て話の筋がわかる短さか
これらの条件を全部クリアした見出しが読者の目をとめます。具体例をあげながらそこに至る作業を解説してくれています。
そのトレーニングとしておすすめなのがサザエさんゲーム。
あの有名なセリフである「さぁて、来週のサザエさんは?」です。3本のタイトルが紹介されるアレです。
身の回りに起こったこと、気になるニュースなどどんな事象でもサザエさんゲームでタイトルにしてみるというトレーニング。意外とこれが楽しい。
これができれば、プレゼンやビジネスのコミュニケーションはもちろん、日常的な会話でも大事なポイントを掴めるようになります。
「見出し」の次は、リード文
「結論+結論」という2段論法というテクニックが学べます。
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chatGPTなどで簡単に文章がかける世の中。今更文章術なんていらないのでは?と思う人もいるかもしれません。
AIのおかげで簡単に文章が手に入っても、そこに至るまでの創造、凝縮、取捨選択の思考などは身につきません。それができないと、
「話が長い」
「3行でまとめて」
「で、何が言いたいの?」
日頃のコミュニケーションでこのように言われてしまうことになります。作業はAIに任せて、アイデアや創造は頭の中で。
ちなみに、私のお気に入りの見出しは、大喜利か某掲示板かで見かけた、
「三河屋さん、正面玄関から入ってくる」
chatGPTはこんな高度な見出しはまだ無理だろうなあ〜笑。
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