人生最悪だ！と感じた時

毎日の生活を送っていると、思いもしない時に急に最悪な出来事に出くわす時があります。「もう最悪！」とイライラしたり、「なんでこんなことが…。消えてしまいたい」と絶望したり、急に悲しみのどん底に落ちたり。

自分ではどうしようもできないこと、努力とは関係なしにやってくるものも多いものです。急に病気になったり、トラブルに巻き込まれたり、仕事で嫌な思いをしたり、人間関係がこじれたり。

私も思い返すと数々の「最悪！」な出来事があるのですが、今思い返すとその時感じていた「最悪」の感情自体はなく、「あんなことがあったな…」と客観的に振り返ることができるようになっています。

でも、それは簡単なことではなくて、その出来事があるまさにその時は絶望します。でも、他の人よりは立ち直りが早めだと思います。立ち直りが早くなったのには一つ理由があります。

それは、「この経験をしたことで同じような境遇にあった方の痛みを知れるようになった」と実感したことです。経験したからこそ得られること。人生の経験値が上がるということ。痛みを感じないのが一番ではありますが、痛みを感じたからこそわかることも多いです。

本当にそれこそ乗り越えられない試練は私たちに神様は与えないですし、その時は絶望してもまた立ち直って進んでいるかこそ今日があるという訳で。どんなにひどいことがあったとしても、それをプラスに活かすのもマイナスに活かすのも結局は自分次第です。

最近もいろいろあったのですが、それでもまた一歩ずつ前を向きながら、「みんな言っていないだけで、きっと同じようにつらい経験をした人がいるんだろうな。そのような人たちの気持ちが少しでもわかるようになったのも感謝だな」と思って生きています。

「なんて日だ！人生最悪だ！」と思ったとしても、きっとまた振り返ると「あんなこともあったな。また一つ成長したな」と振り返る日が来ると信じて受け止めていきましょう！