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生活文化産業で明るい未来を描こう ~明日は今日よりも良い1日にするために~

大量生産・大量消費・大量廃棄という、いわゆる大企業主導型の社会は、急激な人口増加を促し、地球全体の資源やエネルギーを必要以上に浪費し、地球環境を破壊してきた。その状況下で、今われわれが目指すべきは原点に回帰すること。すなわち、イギリス産業革命に端を発する近代資本主義の原点に回帰することである。その原点とは何か。
 
それは家内制手工業である。それぞれ一人ひとりがもつセンス(意識・感覚)を最大限に活用して、それぞれがもつスキルを精一杯活用して価値あるものを生産してストックし、販売する。この繰り返しに回帰することが近代資本主義における回帰と同等であり、それが人口増加を抑止し、なおかつ経済成長に頼りすぎず、低成長でも人々が日々穏やかに、それぞれに等身大の幸せや明日への希望を見つけて生きてゆけるような社会づくりを可能にする。そのような社会づくりの方向性は、これまで不可能と思われてきたことは紛れもない事実である。

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