時間の共有

人間の都合のいいように
犬をコントロールするのではなく

犬と暮らすということとは

犬が優先でもなく
人が優先でもなく

人と犬と共に
始まった暮らしという
1日24時間を

どう共有するのかを
考えたいのです。

誰かが来たから
鳴き叫ぶのは

怖いからではなくて
誰かが来たと

知らせてくれているとしたら

それは君たちの役割じゃない。
誰かが来たら
私達がちゃんとお相手はするから

君たちは後ろに下がって
見ていたらいいよ。

大丈夫だからね。

と伝えてあげれば
犬たちはわかってくれるはずなのです。

ここの家は
飼い主さん家族の家で

飼い主さんたちが
誰が来たのかを確かめるから。

ビビリだから吠える。

だったら、
怖い目に会わないように
してあげることは
できませんか？

怖がりだから
ビビリだからと

社会性を育てなければ行けないと
わざわざ怖い目に
合わせる必要がありますか？

ご家族とお家の中で
まったりゆったり

過ごすことはいけないことですか？

あえて嫌なことに
チャレンジしなければならない
その理由はなんでしょうか？

そっと心穏やかに
体と心を休めてあげることは

あんなに小さなからだで
必死に頑張ることよりも

はるかに大切なことだと
私は思うのです。

何年一緒に過ごせるかわからない中で
ニッコリ微笑み
頭や体を優しく撫でながら

穏やかな時間をお互いに感じ合う。

それ以上の幸せは
お出かけにも
ドッグランにも

私は見つかりませんでした。

私はこれからも
うちの子たちはもちろん

お預かりというご縁を頂いた子達は
たとえ一晩でも

とにかく静かに
心と体を

休めてもらえるように
してあげたいと
思います。

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