19/01/04 新作落語お正月寄席千秋楽
林家きよひこ 過払い記憶
三遊亭ふう丈 ロマンチック刑事
瀧川鯉朝 コンビニ宇宙家族
春風亭百栄 猫おとこ
柳家小ゑん ぐるんぐるん
林家彦いち 私と僕
三遊亭圓丈 悲しみは埼玉に向けて
3日間続いたプーク人形劇場でのお正月興行も最終日。終わってしまうことが悲しくてしょうがない。
冒頭、きよひこさん。何度も古典は聴いているけれど、初めて新作を聴いてそして、面白かった!まだ前座さんでこのクオリティは素晴らしいね。しかし那須川天心とメイウェザーって、師匠の影響受けすぎだろ、って突っ込みたかったけどw
ひさびさにみたふう丈さん、鯉朝さんもそれぞれいい感じで、そしてお待ちかね百栄さん!もうね、百栄さん自身がすごく猫っぽいために、この噺がハマりすぎてて。なんだか心があったかーくなりました。
小ゑんさんは、自分の噺のパクりといいながらの「ぐるんぐるん」。お腹抱えて笑ったほど。名作です、これ。トリの圓丈さんの「悲しみ…」もずっと聴きたかった噺で嬉しくて。
といいつつ。一番の感動は彦いちさんの「私と僕」。私のなかでは、彦いちさんの新作ベスト3に入る作品。若かりし頃の様子が伺えて、核が見える気がするこの噺は、もう噺すべてが彦いちさんを表してる気がする。空気まで含めて好き。ゆえに。今年初めて聴いた彦いち落語がこれで、本当にハッピーでした。
あぁ、3日間、本当に幸せだった。プーク、最高。お盆の日程も発表になっていて、必ず行きたいと思ったとてもいい会でした。