なぜオーナーシェフ自らサイゼリヤでアルバイトするのか?
飲食業界の話ですが、大変参考になる記事でした。
どんな業界でも当てはまる話が詰まっていました。
気になった箇所をピックアップしていきます。
お店を継続するには、生産性を上げるしかない
現状維持では最終的に縮小していきます。1人当たりの売上や利益を上げていかないと継続できません。
一つ一つの作業を見直して、徹底してコストをコントロールする
生産性を上げるために、無駄を排除しなければなりません。
大手企業は徹底しているので、見習うべき点が多々あるとのこと。だからアルバイトしているそうです。
小規模店とチェーン店では、提供する付加価値が違う
大手企業と価格競争しても勝てるわけがありません。
価格以外のなにで勝負するか。付加価値として磨きあげ差別化するポイントを明確にする必要があります。
従業員が希望を持てないと、情熱を保てない
余裕のある生活やインプットの時間が取れなければ、従業員は疲弊し定着しません。当然お店も成長どころか継続すら厳しくなっていきます。
ですから、生産性を上げて、報酬や時間の余裕を生み出し従業員に還元する。すべてつながっているわけですね。
以下の言葉は特にしびれました。
現代っぽく見えてるけど、中のビジネスモデルが変わってない
多くの業界でいえることだと感じます。
様々な業界で、まだまだ改善の余地はあると思います。
職人的な個人の能力は知的資産でいうと典型的な人的資産です。
このお店のように、考え抜いてチームの仕組みとして落とし込み、実際に回して改善し続けて、はじめてお店の構造資産になる。
そう考えました。