IPジャーナル読みました

IPジャーナル読みました

IPジャーナルVOL.11を読んだメモを記録しておきます。
非常に勉強になる情報がたくさんありました。

知財等を活用して新しい価値をデザインする「経営デザインシート」

4p.
経営デザインシートは、自社の将来事業をデザインするための思考補助や対話のツールである。
9p.
このシートは、コミュニケーションツールとして大きな役割を果たす。
事業承継にあたり、現社長がB欄を書き、引き継ぐ人がC欄を書いて~~
M&Aにおいても同様
11p.
知財とは、特許や商標だけではなく、「技術」「デザイン(色・モノ・形)」「ブランド」「企業理念」「組織文化・風土」

経営デザインシート、知的資産経営及び財務分析の相互検証

14p.
非財務情報を分析し、開示できるツールとして、統合報告、知的資産経営報告、そして経営デザインシートがある。
19p.
更新時には、前回分のシートに対する達成状況や変化を追記したい。

経営デザインシート活用のポイント

24p.
沿革等を理解しているベテラン社員の関与
ベテランと若手のこのような交流は、ベテラン社員が有する豊富な知見という「人的資産」の継承という副次的な効果も期待できる。
作成した経営デザインシートを元に将来事業に向けての具体的な戦略ロードマップや戦略マップを作成している企業がある。

感想

関大地氏による「経営デザインシート活用のポイント」は、実際に作成支援に関わった人ならではの具体的な知見が満載で、参考になりました。
事例では、大和合金株式会社・三芳合金工業株式会社 代表取締役社長 萩野源次郎氏の記事が、経営デザインシートの作成に携わった方だけに、具体的で読み応えがありました。
また、「知的財産戦略本部 ・ 経営をデザインする」サイトとの連携コンテンツもあり、内閣府・知的財産戦略推進事務局の力の入れ具合がよく分かります。

知的資産経営に興味をお持ちの方におすすめできる専門誌でした。


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