予想外のことが

息子から母の日のプレゼントが送られてきました。
これまでは果物や食品の名産品などが多かったので、
今年も同じようなものかと思っていたのですが
今回はなんとコロコロ美顔器でした。

カミさんはこれでほうれい線を薄くできるかもと
言っていましたが、消えていくスピードより
シワが増える速さの方が大きいのではないかと‥‥
予想が外れてカミさんの喜ぶ顔がみれるかどうか。笑

画像1


炭化焼成は使う木炭の種類によって違いが出るのか
という疑問に対する結果がようやく出ました!

画像2

使った木炭はミャンマー製の備長炭と名乗る木炭と
イオンのフィリッピン製のBBQ用の木炭です。
取り出すとミャンマー製(画像)は形が残っていて
フィリピン製はほぼ半分に縮まっていました。


画像3

画像の右がフィリピン製で左がミャンマー製です。

辰砂などの銅系の釉薬は酸化焼成で水色になるのですが
還元焼成をすることで画像のように赤く変化します。

画像4

http://www.tougeishop.com/products/detail/2019/
(陶芸ショップ.コムの画像より引用)

ミャンマー製では少しですが赤く変化しています。
フィリピン製の方では釉薬がかかった部分と
掛かっていない生地の部分との差がはっきり出ます。
全体的に見ると白御影土は含まれる雲母などの斑点が
よく現れ景色になっていることが分かります。


画像5

赤御影土ではどちらも大きな差は見られませんが
重量感が強調された雰囲気になっています。


画像6

グレー御影土では釉薬の変化が大きく出ました。
特にフィリピン製では還元が強くかかっているので
全体的に赤く変化しています。


画像7

最後の磁器土の場合もフィリピン製の方が
還元が強くかかっていることが分かります。

全体的には還元力が強いのはフィリピン製でした。
結論としては、木炭の製造方法によって焼成結果に
大きな影響があり、予想とは反対の結果でした。

    🩸     🩸     🩸

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?