たまには
先日ミニチュア仲間の札幌在住の桜陽さんから
工房を見学したいというメールが届きました。
ミニチュアフラワーの講師のような方なので
この機会に教えてもらいたいことが多々あり
渡りに船のような貴重な時間でした。
前日にカミさんがゴム手袋にマスクをした上に
掃除道具を持った姿で工房に入ってきました。
「桜陽さんが来るんでしょ、何とかしなきゃ。」
確かに次々とやりたいことが出てくるので
掃除に手間をかけている暇はないと言い訳して
汚れ放題という悲惨な工房でした。
この機会を利用してたまにはきれいにしてもらい
こちらも有意義な時間となりました。ワラ😄
ガレ風のランプを作っていると、
時々もっとシンプルなランプを作りたくなります。
これまでのシンプル作品は数が少ないこともあり
珍しいせいか、全て売れてしまいました。
それで2点ほど新たに作ろうと思いましたが
土台に使うアクセサリーが無くなったことから
ゼロから作らなければならなくなりました。
まず最初は打ち出しの土台作りからになりますが、
彫刻刀で木材を掘って凹部を作る所から開始です。
それを使い水滴型になるように打ち出しました。
その後、縁周りが平らになるようにヤスリで調整。
次はパイプを焼きナマしてからカーブを作ります。
プーリーを使う方法を使っていますが完全ではなく
径が小さくなるとパイプを潰してしまいます。
それでも安価に曲げようとするとこれが一番かも。
パイプを曲げたら台に穴を開け、パイプをロウ付け。
いつもは小さなバーナーを使うのですが、
この大きさでは大きなバーナーを使わなければ
ロウ材がうまく溶けてくれませんでした。
最後に台の裏に銅板の裏板を取り付けるのですが
一部をロウ付けした後、周りをハンダ付けしました
これで基本の部分は完成しました。
気分転換にはこの作業も無駄ではない時間でした。