見どころが加わりました
先日火鉢の絵付けの記事を書きましたが
どのような絵が適しているのか悩みました。
一回りして元に戻っても違和感のない
そんな画像はあるのでしょうか。
右の火鉢のように帯状の植物模様であれば
一回りして辻褄が合えば楽に描けそうです。
植物以外なら何かあるのでしょうか。
風景なら海も山も木も取り入れて適当に描けば
一回りしても簡単に辻褄を合わせられそうと
やってみたのが画像の左の火鉢です。
実は話はここからです。
画像の右の火鉢には穴が2つ空いていることに
お気づきでしょうか。
この穴、火箸を入れるための穴なんです。
では火箸はどうやって作っているのか‥‥‥
これまでは真鍮線の端に短い真鍮パイプを被せ
先端を太くして丸め火箸に見せていました。
以前アクセサリーの金属ビーズをもらい
何かに使えるかなあ程度で忘れていました。
部品箱を探すとそれが出てきました。
大中小3種類の丸いビーズのどれかが
火箸の先端に使えそうです。
ビーズに真鍮線を打ち込んでみると曲がります。
そりゃあ細い真鍮線ですからそうなりますよね。
もっと太ければねぇ〜‥‥‥と思いついたのは、
鍼灸のハリのように真鍮線をパイプに差し込み
それを叩けば曲がらずビーズに打ち込めるかも。
真鍮線の先端を2mm程度出し叩いてみると
細い真鍮線でも曲がらずに打ち込めました。
これができたらもう一方の先端を削るだけと
2〜3本やすりをかけたら指が攣りそうです。
何か挟むものをと探したら出てきました。
40年前に購入して忘れていたハンドバイス!
これを使うとしっかりと固定することができ
厳しい作業があっという間に終わりました。
火箸を火鉢にセットした物に鉄瓶を加え
忘れていた2つの物の合わせ技によって
見どころがまた一つ加わることになりました。