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落とし穴
子ども時代の冬の遊びというと後付きだった
この後付きとはリーダーに従って同じ通路を
歩くという単純な遊びだよ
低い物置の屋根からゆっくり雪が下がると
それがサーフィンのチューブのようになって
トンネルができたり、普段歩けないような所も
雪のおかげで歩けるようになる
そんな環境が子供の冒険心に火をつけたのかも
その通路に落とし穴を作るなんてこともね
浅い穴なので怪我することもなかったから
こんな小さないたずらなら許されるけどさ
現在の落とし穴はネットの社会に溢れ
危険度があまりにも大きくなってしまった
数ヶ月前、クロネコの未配達の通知メールには
思わず反応するところだった
見たこともない雰囲気のメールだったので
発信元を確認するとやはり詐欺メールさ
ネットでは新たな落とし穴で狙っているから
ぼうっとなんかしてられないよ
気をつけなきゃね
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うどんのように太かった蕎麦を細くするため
粘土の押出機のアダプターを作ったのが前回
ついでに食品サンプルのようなものまで
作りたいと欲張った計画だったっんだけどさ
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どのようになったのかを見てもらおうかな
とりあえず太めと細めの麺の比較をしとくよ
かなり蕎麦の太さに近づいたと思うんだけどね
もう少し細い方が良かったかな
まあまあ蕎麦らしく見え出したんで
食品サンプル仕様にトライすることにした
これが思ったより難しいんだよ
蕎麦を持ち上げるとハの字に近くなるだろ
ところが細くて軽いのでそうは問屋が遅さない
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敵は時間だ
細いから乾燥がとっても速いんだよ
細いのでモタモタしていると折れやすい
その上、焦るから思ったような形にならない
ミニチュアなので乾燥が速いと言っても
これほど速いことはまずないんだよねよ
こんな落とし穴があるとは思いもしなくてさ
とりあえず数を作ってうまく行ったものだけ
使うしかないだろうね
いったい幾つ残るんだろう