「これで最後」に鼻向けの言葉をもらう
毎年プロ野球選手などスポーツ関係の引退などが
テレビニュースや週刊誌の紙面を賑わしますが、
将棋界のアイドル、ひふみんも引退表明しました。
藤井聡太棋聖とひふみんの対局の決定的な盤面を
再現したミニチュアを今回の2人展に展示しました。
ミニチュア好きの将棋フアンにしか興味がもたれず
当分の間は売れ残るだろうと思っていたのが売れ、
駒も将棋盤も作るのが大変だったこともあり
この結果には嬉しい反面、寂しさもありました。
最後となる2人展も終わり、一息ついていますが
今回思い掛けない方の来廊がいくつかありました。
十数年来、定期の検査で通院している医院の先生や
医院の隣にある調剤薬局の薬剤師のご夫婦を始め
札幌に住む、間も無く100歳を迎えようとする叔母の
昔からの友人で、2人展のことを偶然ラジオで聞き、
たまたま旭川に来たので寄ったという方もいました。
同じく札幌の女性が、ご主人と来店しました。
10年ほど前に地下歩道空間の販売イベントに初出店し
金属を使った飛行機などの作品を展示していました。
その時の作品の初めての購入者が私だったそうです。
ミニチュアのことも教えてもらい、励まされたという
その時の記憶が蘇り、札幌から飛んで来たそうです。
ミニチュアを目当てに市内からがおよそ8割でしたが
meguさんの切子を目当てに来た人も多かったですし
NHKのテレビやラジオのニュースを見聞きしたという
道内各地からかなりの数の人が訪れてくれました。
みなさんに楽しんでもらえたことがいちばんの収穫で
これで終わりと言わず続けて欲しいとの励ましが
最後に向けての一番の鼻向けだった気がしています。