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弾みがつきそうです

11月5日~6日、浅草の産業貿易会館で開催の
ジャパンギルドミニチュアショーに出店します。

その前にすることがあります。
まず旅行割が使えるようにしなければなりません。
ホテルのメールによると予約取り直しが必要です。
取り直しをするのはいいのですが部屋の確保は
保証してもらえるのでしょうか。

飛行機の予約の方は何の情報も入りません。
自分で調べるしかないのかもしれませんが
この程度のことはなんとかしてほしいものです。



そのような中、先日京王新宿店で開催された
ろくろ体験の参加者からお礼メールが届きました
色も気に入ってもらえ、花を生けてくれました。
こういう時にこのようなメールを頂くと少しは
気持ちも上向きになり弾みがつくかもしれません。




それで売れ筋の茶道具セットを作るために
これまでも足りなくなった物を作ってきました。
最後の最後まで作らなかったのが茶筅です。
それは小さな問題があって悩んできたからです。


https://www.honjien.co.jp/html/page129.htmlより

簡単に言えば「奇数偶数」問題です。
茶筅は自然の細い竹を材料にして作っていますが
ナイフで割った後に上り穂と下がり穂を分けるために
下がり穂の先端部を短くしカットしています。
これで上り穂を曲げた時に先端の高さが一致します。


左はうまく行った場合で、右が余った場合

この時に割った数が偶数の時にはカットすると
長短が交互になりピッタリ合います。
ところが奇数の場合は必ず1本余ります。
これをカットしてしまうと歯抜けになり失敗です。

寒かった朝、布団の中でアイデアが閃きました。
それは細くなってしまった部位を使う方法です。



曲げやすいのはどちら?

細くなってしまった部分の先端を曲げると
中心に向かって曲がらずに横向きになります。
でも下り穂に使うなら誤魔化しながら使えます。
細い部位なのでカットしても影響は少なめです。


下り穂の切り始めを細い部位から2番目にすると
最後に細い部分を下り穂にするかカットして
調整できるので考えずに作業ができます。
これでようやく作業に弾みがついて
ギリギリで茶道具セットが完成できそうです。

   💛    🇺🇦    💙


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