弾みがつきそうです
11月5日~6日、浅草の産業貿易会館で開催の
ジャパンギルドミニチュアショーに出店します。
その前にすることがあります。
まず旅行割が使えるようにしなければなりません。
ホテルのメールによると予約取り直しが必要です。
取り直しをするのはいいのですが部屋の確保は
保証してもらえるのでしょうか。
飛行機の予約の方は何の情報も入りません。
自分で調べるしかないのかもしれませんが
この程度のことはなんとかしてほしいものです。
そのような中、先日京王新宿店で開催された
ろくろ体験の参加者からお礼メールが届きました
色も気に入ってもらえ、花を生けてくれました。
こういう時にこのようなメールを頂くと少しは
気持ちも上向きになり弾みがつくかもしれません。
それで売れ筋の茶道具セットを作るために
これまでも足りなくなった物を作ってきました。
最後の最後まで作らなかったのが茶筅です。
それは小さな問題があって悩んできたからです。
簡単に言えば「奇数偶数」問題です。
茶筅は自然の細い竹を材料にして作っていますが
ナイフで割った後に上り穂と下がり穂を分けるために
下がり穂の先端部を短くしカットしています。
これで上り穂を曲げた時に先端の高さが一致します。
この時に割った数が偶数の時にはカットすると
長短が交互になりピッタリ合います。
ところが奇数の場合は必ず1本余ります。
これをカットしてしまうと歯抜けになり失敗です。
寒かった朝、布団の中でアイデアが閃きました。
それは細くなってしまった部位を使う方法です。
細くなってしまった部分の先端を曲げると
中心に向かって曲がらずに横向きになります。
でも下り穂に使うなら誤魔化しながら使えます。
細い部位なのでカットしても影響は少なめです。
下り穂の切り始めを細い部位から2番目にすると
最後に細い部分を下り穂にするかカットして
調整できるので考えずに作業ができます。
これでようやく作業に弾みがついて
ギリギリで茶道具セットが完成できそうです。
💛 🇺🇦 💙
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