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言葉にしないと伝わらない

ここ数日で葬送のフリーレンをアニメで一気見して最新話まで追いついた。
気を抜けばなんとも自堕落な土日だろうと自己嫌悪に陥りそうだから
noteを書いて気を紛らわしている。

物語は勇者一行が魔王を倒してからスタートする。
一旦は平和が訪れた世界から始まるわけだ。
なんとも平和な始まりだろうか。

主人公はエルフ(超長生き)の魔法使いのフリーレンだ。
超長生きで1000年くらい生きているので、人間との時間軸がバグっている。
10年の冒険も人生の一瞬に感じてしまうほど。
なので100年足らずで死ぬ人間との深い関わりなんて無意味だと、そう考えている。

だが冒険や仲間の死を経て、もっと知ればよかったと後悔を募らせる。そんなところからスタートする。
※もちろん平和な世界なので寿命による穏やかな死だ。唐突な別れではない。

物語を経るにつれて人との関わり方や考え方を変えていき、
成長を感じる。なんともほっこりする系の展開だ。

ほんとうに人間ってのは不器用だ。
想いなんて言葉にしないと伝わらないのに。

最新話で上記のようなセリフをフリーレン(エルフ魔法使い主人公)が口にした。旅を共にする弟子(人間魔法使い)から、あなたもでしょと突っ込まれていたが。

今の自分にとても刺さった話だった。
きっと100回を超えるくらい刺さっている教訓ではあるので、
まだこんなことで悩んでるのか、苦しんでいるのかと恥ずかしい限り。

でも、やっぱり言葉にしないと伝わらないなあと改めて考えさせられた。
先日一緒に働く仲間から、今の仕事が辛いと相談があった。
業務そのものよりも人間関係が8割を占める内容だった。
俺は何をやっていたんだとぶん殴りたくなった。
目の前で見ていたし苦しそうなのもわかっていたはずなのに、
結果としてなにもできていなかった。

あまつさえ、その仲間が変わらないとだめだよな
なんて、理不尽で一方的すぎる考えさえ一部抱いていた。

ベクトルが自分に向きすぎるときはたいていうまくいかない。
しっかりとベクトルを外に向け、発信していかなければならない。
恐れずに。
フリーレンのように後悔をしないように。1000年も生きられないんだからなあ。


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