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noteを始めた頃は…

思えば、noteを始めた頃は暇だった。

フォロワーさんも少なく、noteに真剣に向き合っていた。
たまにコメントをいただくとドキドキしながら返信したものだ。

noteを始めたきっかけは、父が亡くなり、母が近くの老人ホームに入居し、急に自分の時間が増えたこともあるけれど、近くに住んでいた息子家族が仕事の関係で他県に引っ越し、そのまま夫婦は別居してしまい、この先孫に会えなくなるのだろうかという不安…
心に風が吹くような寂しさと虚しさがあった。

noteを始めて、当面没頭する対象ができた。
初めてのSNSだった。
毎日が新鮮で心躍る体験だった。

ちょうどその頃、市の子育てサポートにも登録した。
孫たちはどうしているかしら…
遠くに行った孫の世話ができない寂しさを埋めるためだったような気がする。

あれから3年、子育てサポートは利用会員さんが増え、たまに、掛け持ちの日もある。
この仕事がなかったら、とても味気ない日々だろう。
お子さんと関わることで、気持ちだけでも若くいられる。

noteも同じ。
これを続けてなかったら、ぼんやり、のんべんだらり。
メリハリのない1日になっていたと思う。

noteに割く時間は減り、noteへの情熱は以前より少し冷めてしまったけれど、「仏作って魂入れず」だけは避けたい。

たとえおざなりな気分であっても、決してnoteを粗略に扱わないように、自分なりの一定のライン「の・ようなもの」を守っていきたい。

フォローしてくださった方、スキをくださった方、一見さんとしてお立ち寄りくださった方のところへ返礼に伺いたいけれど、今は不義理ばかりしている。
人生をnoteに捧げるならともかく、ほんの余技としてやっているのだから、仕方がないと諦めている。

noteは心のオアシス。
でも、生活のほんの一部。
せいぜい振り回されないように、ほどほどにお付き合いしよう。