街で見かける標語
暴力団みんなの力で加入阻止
暴力団断る勇気と断つ勇気
歩道橋に掲げられた標語の横断幕。
郊外のこんな長閑な街にも
反社会的勢力は存在し、活動しているのか。
この辺りには、みかじめ料を取れるような歓楽街もない。
何をシノギにしているのか。
小説や映画の世界のヤクザのイメージとは明らかに違う。
夜道をひとりで歩いていたら
こわい時には大声出そう
という看板が立っていた。
果たして人間は、本当に怖い時に
大声を出すことができるのか?
わたしには自信がない。
小学校の通学路には、
知らない人と話さない
というシンプルなものがあった。
知ってる人の中にも犯罪者がいる可能性はある。
それを子どもに伝えるのは辛い。
交通標語で一番記憶に残っているのは
せまい日本そんなに急いでどこへ行く
だろう。
調べてみたら、1973年(昭和48年)の交通安全年間スローガンで内閣総理大臣賞を受賞した作品だった。
最近のはどうかと、
こちらも調べてみたら、
令和4年の受賞作品の中にこんなのがあった。
手を上げる子どもはあなたを信じてる
(内閣総理大臣賞)
ゆるさないハンドル・スマホの二刀流
(内閣府特命担当大臣賞)
標語の入賞作品には
このようにさりげなく流行語を取り入れているものも見受けられる。
内閣総理大臣賞に選ばれるとポスターになり、賞品は賞状と賞金10万円。
他にもいろいろな賞があり、
こども部門もある。
さまざまな団体が
さまざまな標語を募集している。
皆さんも標語をつくって応募してみませんか。