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来年の大河

我が家の本棚にこんな古い本が眠っていました。
『江戸の禁書』今田洋三 著 
(吉川弘文館)
昭和56年に刊行された本です。

40年以上も前になりますが、わたしが卒論のテーマに選んだのは、近世の出版界と版元 蔦屋重三郎。
この本はそのとき読んだ入門書的な本です。
同じ著者の『江戸の本屋さん』という本も読みました。 
どこかにあると思いますが行方不明です。

やっつけのお粗末な卒論のことなど、とっくに忘却の彼方に追いやっていましたが、まさかあの蔦重が大河の主人公になる日が来るなんて…

途中で挫折することが多い大河ドラマですが、来年こそはしっかり見届けようと思います。
そして『江戸の本屋さん』も再読するつもりです。



来年の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』を予習したい方、現役書店員のY2Kさんご推薦の本はこちらです。
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話は変わりますが、高校時代に角川書店の社長、角川春樹さんに強い憧れを抱いていました。
当時角川さんは時代の寵児でした。

読んでから見るか、
見てから読むか

散々本も買わされ、映画館にも足を運びました。
これが世に名高い角川商法です。

つまるところわたしは、出版界の仕掛人みたいな人に魅せられてしまうという習性があるようです。

最後に角川映画の
思い出の一曲を。

『人間の証明』のテーマ
ジョー中山

松田優作さんの詩の朗読付き