94歳の肖像
帰省したら、必ず夫の実家に顔を出す。
夫の母、義母は一人で頑張ってくれている。
以前、ヘルパーさんをお試ししたこともあるが、その時2回来てもらっただけで、以後お世話になっていない。
今住んでいるマンションのオーナーさんが古くからの知り合いなので、いつも様子を見てくださるのも心強い。
前日に予告すると食事の支度をしてくれるので、「これから行きます」と突然電話してから行く。
義母は、大連育ちのせいか、とてもおしゃれ。
家でも、必ず首飾りやイヤリングを着けている。
94歳一人暮らし。
わたしなら、94まで生きている自信がない。
生きているだけで上出来だと思う。
活動的で社交的、話好きで几帳面。
性格も趣味も、何から何までわたしと正反対だが、見習いたい点は沢山ある。