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夕刊マダム

ボキャブラリーが乏しい子どもの頃は、とかく聞き間違い、言い間違い、思い込みが多く、たとえば、「ゆうかんまだむ」と聞いても、勇敢なマダムか、夕刊を読んでいるマダムぐらいしか想像できませんでした。

そもそも、有閑マダムという言葉自体、今や死語になっている気がします。
定義としてはこんな感じです。

日常生活に余裕があり、娯楽や社交を日常の事として過ごす夫人(マダム)
         コトバンクより


息子が確か、小学校低学年の頃、
「お母さん、男のお名前って何?」
と質問してきたことがありました。

日曜日の午後のひとときでした。

種明かしをしますと、
NHKのど自慢で、司会のアナウンサーが、鐘3つの合格者にインタビューするとき「おところとお名前は?」というのを聞き違えたのでした。

あんな時代もあったねと、笑って話せるエピソードです。